11月23日23弾実装カード紹介

 

PVが公開され23弾のカード紹介が始まりました。ドラグハートの新たな姿を中心にスタン落ち含めて環境が激変しそうな23弾環境、新戦力となる収録カード達を紹介していきます。

 

ドラグハート・フォートレスとは?

 

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まずは新ギミックのドラグハート・フォートレスの紹介から。略称はフォートレスでTCG版同様ドラグナーの能力で場に出て横向きに置かれるカードです。ウエポンと違うのは単体で場に存在することができます。なのでドラグナーを除去されてもフォートレスは場に残ります。勿論、フォートレスごとに条件を達成すればクリーチャーになることはウエポンと一緒です。

加えてフォートレスはクリーチャーでもクロスギアでもないので既存の除去を受け付けないという強力な除去耐性を持ち、難攻不落の要塞としてデュエプレでも活躍しそうです。

他、22弾のドラグナーも出すドラグハートに”ウエポン”と書かれているわけではないのでコストや文明があっているならフォートレスも出すことができます。逆もまたしかりで23弾のドラグナーで22弾のドラグハートを出すことも可能です。この辺はサイキックに通じる部分があり、増えるドラグハートによって択が増えていきます。

 

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更にフォートレスのクリーチャー面には龍回避というサイキック獣における解除、リンク解除を持っている場合があります。こちらも除去された時に裏返って場に残る能力でクリーチャー面からフォートレス面になり場に残ることができます。フォートレス面の除去耐性もあり1度龍解されると汎用除去+ほぼ専用の除去カードの都合2回の除去カードをぶつけないと完全除去できず、もたついていると再度龍解してクリーチャー面になって‥‥ウエポン以上に戦局を変える力があるのがフォートレスの強みです。

一方で龍回避によってフォートレス面に戻るのでサイキック獣と違い解除されても殴るということができません。なのでダイレクトアタック要員として見ると通常の除去カード1発でとりあえず打点を減らすことができます。

 

23弾注目の新ギミック、ドラグハート・フォートレス、難攻不落の要塞であるこのカードをいかにうまく運用しどう対処するのかがTCG版同様デュエプレでも試行錯誤することになります。

 

龍覇M・A・S&龍波動空母エビデゴラス/最終龍理Q,E,D+

 

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ドラグナーとドラグハートはセットということでMASとエビデゴラスがセットになって実装されます。

 

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まずは龍覇M・A・S、TCG版と同じスペックで出た時に4コス以下の青ドラグハートを場に出せて6コス以下の相手クリーチャーをバウンスします。メタルアベンジャーよりパワーが2000低い、他文明の2コス以下ドラグハートを出せなくなった、呪文に選ばれない能力がなくなった代償に6コス以下バウンスを手に入れ盤面干渉できるようになりました。

バウンスの範囲はやや微妙でADを考えると7コスサイキック獣を除去できないなどでバウンスに関してはオマケに近いです。バウンス範囲内だとモルトは龍解済みの場合使い回しが怖い、エバーローズはパーフェクトが絡むとバウンス不可、墓地ソも小型しか戻せないとオマケに近い能力。

パワーも下がったということでエビデンスを使うのは更に難しくなったのでTCG版同様基本はエビデゴラスを出すカードとして運用することになりそうです。

 

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ドラグナーはいまいちでもドラグハートが強ければ大体のことは何とかなるのがドラゴンサーガ。”龍波動空母 エビデゴラス”は実質強化されての実装です。効果はTCG版同様のターン開始のドローでバゴーンパンツァーのドロー能力と一緒です。ただ、こちらは8枚以下までにドロー条件が緩和され手札を抱え込んだ状態でもドローするようになりました。9枚以上だとドローしないので手札上限になっても溢れることはないのはメリットです。

最大の強化ポイントは龍解条件のドロー枚数が5枚から4枚になったこと。自身の効果とターン開始のドローもカウントされるのでデュエプレでは後2枚引けば龍解します。デュエプレだと3枚カードを引くというカードがほとんど使われていないのでの強化は嬉しいところ。エナジーライトや竜素力学の特異点1発で龍解出来るようになりました。

加えてTCG版同様龍解はターンの開始や終わりではなく引いた時に即時に龍解するガイハート仕様になっています。なので出したターンに3枚カードを引くことができれば即龍解することができます。一方でSAを持たないので出したターンに龍解してもガイギンガのように攻撃することはできません。出したターンに龍解することは少ないですが覚えておきましょう。

 

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龍解後の”最終龍理 Q,E,D+”は龍解前のターン開始のドロー能力がが山札の上5枚を見て欲しいカードをセットしてからドローできるようになりドローの質が上がるのはTCG版と一緒。強化されたのはアンブロッカブル付与の範囲が青のドラゴン限定から青クリーチャー全員に強化されました。除去耐性に龍回避もあり、1回除去を受けても豊富な手札からドローカードを使うことで再び龍解することも容易です。

 

後はどう使うかなのですがTCG版では龍解は度外視してフォートレス形態の除去耐性による置きドローとしての運用が主でした。やっていることがガロウズホールからがバゴーンパンツァーを出すのと大差がないんですよね‥‥

入るデッキもビッグマナと青単で、青単の実績はデュエプレの現状を考えると参考にならない。そして肝心のビッグマナも23弾で勝利サイキックがスタン落ちすることで選択肢が激減し強さが危うい。TCG版だとフェアホで勝利ガイアール、プリンプリン、四つ牙、MASでエビデゴラスという構築でマナ加速から小型除去、足止め、手札確保の各種行動ができたからビッグマナは当時も強かったのですがデュエプレでは勝利サイキックがスタン落ち。ADを考えてもリュウセイホールがある以上超次元の枠が厳しい。

それでもビッグマナ軸で使うことになるのかなぁ‥‥赤マナをどう確保するのかいっそ赤を抜いてその分黒のカードを入れてゼニスをフィニッシャーに据えて戦えるかは現状不透明。

青単ないしそういう方向のデッキを考えようとしてもドローは出来るがそこから勝つ方法が現状ない。一応2枚引けば龍解するのでアツト、テスタロッサで龍解出来るようになったので青赤ないし青黒でデッキが組めなくもない。が、MASを出して龍解しようとしている間にアタッカーを並べて突撃した方が強くね?になりやすく、エビデゴラスを出しターンぐらいにはアンタッチャブル×2→モルト、エクス&モルト龍王アガピトス&エバーローズ、5000GT&クロスファイアが飛んできて殴り合いに負けやすいのが辛い。

とまぁフォートレス面での除去されにくい置きドローのカードとしてはエビデゴラスは極めて優秀で周辺カードがスタン落ちするとはいえビッグマナのリソース確保要員としてはTCG版同様出番はありそう。一方で龍解を狙いに行くデッキを組もうとすると23弾の青のカードで結構な魔改造品なりオリカを要求されていると感じます。ビッグマナに関しては周年で勝利サイキックが戻って来ればい感じになるのでそれまでは耐えることになりそうです。QED+が活躍できるかは‥‥現状は望み薄かなぁ、何か強いカードが欲しいです。

 

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フォートレスは除去しにくいがちゃんと除去カードは配るということで”龍脈術 水霊の計”。TCG版と同じ8コス青の呪文でモードで相手のカード1枚を山札の下送りか3ドローが選べます。除去かドローを選べるということで腐りにくく、除去もバウンスより強い山札の下送りということでST呪文としてはなかなかのスペックです。しかし8コス、手打ちが難しく取り回しには難があります。

加えてカード1枚を除去するいわゆるカード指定除去がTCG版では裁定が二転三転し更にカード指定除去を使った進化獣の退化も裁定が変わり種々の面で超ややこしく面倒くさい効果です。

現状のデュエプレでの仕様はまず進化獣の下にあるカード以外全部が対象になります(違ったらスマン)。なのでクリーチャー、フォートレス、クロスギアをカード指定除去は全て対象範囲内です(文明やコストの条件がある場合有り)。クリーチャーを選択した場合はカードを破壊なら破壊扱いでバウンス、マナ送りも同様です。なので水霊の計でエバーラストを除去することはできないです。この仕様にたどり着くまでTCG版ではすったもんだがあったんだよなぁ‥‥と当時現役だった不遇好きは懐かしく思います。

一番大変なのは進化獣を対象に取った時で現TCG版と同じく、一番上の進化獣のカードが動き破壊なら破壊、バウンスならバウンス扱いで各ゾーンに送られる。残った進化元は重ねた状態でそのまま場に残るという動きにデュエプレでもなるハズ‥‥この進化元が残るという仕様を悪用したのが退化というギミックです。

とまぁ仕様面はややこしいですが、水霊の計はややこしい使い方はあまりせず、除去とドローを1枚に圧縮したSTカードということで除去が入れにくい天門やSTを生かしたデッキで採用されました。後者はマーシャル関係のデッキで除去とドローを1枚でできる汎用性と重いコストは暴発で踏み倒すから気にならないということで使われました。

デュエプレだとシールドレイユの強化等で天門での採用は色調整で入るかどうか‥‥になりそうです。マーシャルは現状はまだ面白デッキの域を出ないのかなと思います。フォートレスを除去できるカードということでフォートレスがめちゃくちゃ流行るならビッグマナに1,2枚入れるということはありそうです。

退化に関しては別のカードの時に詳しく語ります。というのも退化で水霊の計は使われなかったので。

 

まとめ

新ギミックのフォートレスが公開され、キャラシクになることが確定しています。なので公式が使ってほしいカードだと思うのですが現状のカードプールを考えると色々不安があります。何かサプライズが欲しいところ。

一方カード指定除去の水霊の計は仕様がややこしく今のうちにトンギヌスの槍仕様を確認しておくとよいのかなと思います。

23弾カード公開が始まりました。毎日カード紹介の記事をする予定です、この記事が参考になったらX(Twitter)でのリポストやいいね、宣伝をよろしくお願いします。