11月18日23弾実装カード紹介前編

 

グランドマスター決定戦でもカード公開があり、目玉カードが確実に公開されるのでまずは夕方までに公開された新カードを紹介します。SR不在でやや地味ですが優秀なカードが公開されたのでまずはこちらを紹介します。

 

 

音階の精霊龍 コルティオール

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前半戦1枚目は”音階の精霊龍 コルティオール”、コルテオのドラゴン版といった感じのSTクリーチャーです。

リメイク版だからオリジナルの上位互換かと思いきや、単純な能力では下位互換になる珍しい派生カード。1マナ重くなった8マナ、タップさせる数もクリーチャーなら何でもOKからドラゴンだけカウントとテキスト上では弱体化になります。一応パワーが上がっているのですが5000GTのラインを越えていないのでオリジナル同様5000GTで止まります。VANでは出せないがドラゴ大王なら出せるなど種族変更による差はかなりあります。

DS期だとブロッカーもないし‥‥で使われなかった。注目されたのはミラダンテⅫ実装時でミラダンテⅫのロックを躱せる受け札になりミラーでも出せて革命チェンジの素材になるが評価されたりしました。

デュエプレでも変わらずで現状使わないかなぁ‥‥ライゾウもライゾウを出すまで盤面はあまり並ばないし、5枚目以降のイージスブースト止まりな予感。白単で使おうにも非ドラゴンが多くてこっちより本家を再録してくれになりそう。

現状は使われなさそうですが革命チェンジが来たら注目されそうです。

 

龍覇 マリニャン&神秘の集う遺跡 エウル=ブッカ/遺跡類神秘目 レジル=エウル=ブッカ

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本日の一部の人が発作を起こすカードシリーズ1弾の”龍覇 マリニャン”&”神秘の集う遺跡 エウル=ブッカ”/”遺跡類神秘目 レジル=エウル=ブッカ”。全部TCG版と同一の仕様で実装されます。

まずマリニャンはニンジャリバンなどと同じ5コスドラグナーサイクルで文明を問わず3コス以下のドラグハートを場に出します。基本的にはエウルブッカを出しますが、パワーが5000あるので2コスウエポンを装備することでアンタップキラーやブロッカーを付与できる5000のクリーチャーとして小回りも効きます。

 

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フォートレスのエウルブッカの効果は緑獣の召喚コスト-1です。ささやかですがフォートレス面の場持ちの良さから考えると妥当な能力。龍解条件が他の3コスフォートレスと同じ自分の場に2体緑獣がいれば龍解するが緩いので。3コス青銅かホルモンかナムダエッドから4T目にマリニャンで出して除去が無ければ龍解します。

 

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クリーチャー面の能力は文明を問わずコストを2軽減します。フォートレスのコストの軽さと龍解条件に見合わない強力な軽減能力です。

このクリーチャー面のコスト軽減で悪名高き緑単ループが大暴れしました。他のカードと組み合わせることで1コスになったアラゴトムスビ2体が往復運動してマナから一生5コス以下が出てきてなんやかんやしてLOしたり、マナを起こすカードを使ってやっぱりアラゴトムスビが往復運動を(ry‥‥ここにボアロパゴスやクソ豆が絡んでもうめちゃくちゃでした。

デュエプレではアラゴトスタン落ち、ララバイ&ネギオその他諸々未実装、場盤面上限によつ多面展開の規制とループするか怪しいしループしてもそこから直接勝つ方法が現状多分ない。

ということで暴れることはないと思います。となると逆にどう使うか?が難しいです。龍回避がないのでクリーチャー面になったとたんにさっくり除去されて軽減が使えるターンが1しかないことがあったりでどうしましょうか‥‥ループ以外での運用実績のノウハウがないので正しい運用をするデッキをデュエプレでは開拓していくことになりそうです。

 

 

龍覇 ロマエース&革命槍 ジャンヌ・ミゼル/聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル

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相方不在のドラグハートだった”革命槍 ジャンヌ・ミゼル”/”聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル”はオリカの”龍覇 ロマエース”とセットになって実装されます。

 

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まずオリカのロマエースは2コス以下のドラグハートを装備できる4コス2000のクリーチャーです。パワーがアリエースより2000下がったから除去されやすいのかと思えばドラグハートが場にいれば盾1枚を手札に加えることで破壊だけターン1回無効化できます。リュウセイホールスタン落ちと合わせると場持ちが良いです。

エスケープじゃないの?に関してはコットンを見るに5コス以下のクリーチャーが盤面上限のあるデュエプレで場持ちがよすぎるとそいつらを使ったごり押しビートダウンで勝つという画面映えしない対戦を防ぐのが理由になりそうです。要は大型獣を使って派手に勝ちましょうという事です。

サザンルネッサンス能力の範囲からは外れますがアクロアイトの軽減から繋がる、場持ちの良さを生かして2コスドラグハートの効果を持ってアガピトスに進化することもできます。アンタップキラーに除去耐性付きでオウギンガゼロをちらつかせる龍王アガピトスの完成です。ついでに破壊以外はエバーラストで対処することもできます。

欠点はパワー低下には無力なのでカナシミドミノ、ツミトバツ、魔狼月下城の狼で他の小型獣と一緒に除去されたり、まだスタン落ちしない吸い込むナウであっさりバウンスされたりしてしまいます。前者はどうにもならないですが後者はプロトギガハートを装備することで対処可能です。

 

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ジャンヌ・ミゼルはTCG版と一緒、装備クリーチャーが殴るときに相手1体をタップします。他の2コスドラグハート同様に龍解条件が装備獣がタップされていることなので殴って相手1体をタップして龍解と噛み合っています。横のクリーチャーによるタップキルなどと絡めて龍解し圧をかけていくウエポンです。

 

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クリーチャー面もTCG版と一緒です。同じ5コスドラグハート獣のウルティマリアと比べるとパワーが2000下がりましたが、攻撃できるブロッカーで相手1体をタップの誘発条件が緩い優秀なクリーチャー。相手1体をタップさせる能力の誘発タイミングは攻撃時、ブロック時、場を離れた時の3つで龍解すればタイミングはバラバラですが確実に1体はタップさせることができます。

タップさせるタイミングが多く、ウルティマリアのパワーでグレンモルトを抑え込むとは別のアプローチでガイハートの龍解を阻止する力が強いです。グレンモルトの攻撃をチャンプブロックすれば横2体をタップし後続の攻撃を止めることができます。惜しむらくは選ぶのでアンタッチャブルには無力な点、ここだけはウルティマリアに軍配が上がります。

攻撃時にもタップさせる能力が発動し攻守にわたって使えるドラグハートです。セットのロマエースは白単の採用候補。ドラグハートのジャンヌ・ミゼルは低コスドラグナーを採用するデッキではよく見るカードとして活躍しそうです。

 

 

龍素記号Xf クローチェ・フオーコ

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前半戦4枚目は”龍素記号Xf クローチェ・フオーコ”、墓地メタ能力を持った青のドラゴンです。能力はTCG版と一緒で相手の墓地が5枚異常なコスト0になり、攻撃できないブロッカー、出た時に自分と相手双方の墓地を山札に戻します。

23弾実装でアツトとグレンニャーがスタン落ちするので墓地メタとしてはADが主戦場になりそうです。特に今でも環境にいるMRCのヴォルグへのカウンターとして採用候補になってきます。墓地ソ相手だと墓地ソ側が墓地肥やしを4枚で止めて、2枚墓地肥やしカードを使って即クロスファイアを出すがあるので墓地メタ能力が優秀とはいえ過信は禁物。

他の墓地メタと比較するとクローチェの魅力は手打ちが0コスで他のアクションを取れることが強みです。後はパワーが6000あるので5000GTがいても場に出せますがGTが出ている時点で焼け石に水。墓地ソとの駆け引き、競合するカードとの取捨選択で上手く活路を見出したいカードが公開されました。

後は、それなりに使える能力を持った水のドラゴンな点。水のドラゴンはしょっぱい能力持ちが多いですが墓地肥やし系以外のデッキでも終盤は墓地にカードが5枚以上あることはそれなりに多いのでコスト0で出せて相手がビックリする時が来るかも‥‥とりあえずはキリコ³を待ちましょう。

 

 

爆炎舞 ヒビキ

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TCG版引退勢とはいえ動画勢でTCG版の環境はある程度追っている不遇好きは知っている、爆とヒビキの名を持つクリーチャーによって環境が崩壊したことがある事を‥‥当時のTCG版ユーザーが発作を起こしそうですが全然違う能力でオリカの”爆炎舞 ヒビキ”が前半千ラストを飾ります。

能力はまずヒューマノイドの召喚コストを-1し、マナ武装3でこのヒビキ以外のヒューマノイドの召喚コストを-1します。なので赤単気味のデッキならヒューマノイド版コッコルピアになります。

これまでだとこういうコスト軽減獣はリュウセイホールで簡単に処理されますが23弾ND環境ではリュウセイホールも勝利ガイアールもいないのでコスト軽減獣には朗報なのは追い風。

待望のヒューマノイド強化カードで、赤単構築ならヒビキの次のターンにモルトか鬼丸「爆」という主人公カードを出すことで一気にビートダウンすることができます。両者共に選ばれたらEXターンのガイギンガ、場を離れにくい鬼丸「爆」と強力でいかに手札リソース確保が難しい火文明とはいえ2種8枚のカードに繋がるのなら現実的に動くことが可能。他にも手札消費が激しいですが4マナぐらいでヴァルボーグなうに進化速攻できます、この場合モエル・ゴーなら2コスで出せて進化ハンター探索でヴァルボーグなうを引っ張ってきて進化速攻できます。

他にも構築はかなり縛られますがトラマルGGGとも相性が良く、新旧のヒューマノイドを組み合わせたデッキが作れるようになりそうです。惜しいのはE2のヒューマノイドはハンター/エイリアン指定、DS期のヒューマノイドは爆限定のカードがある事。なので能力の範囲を考慮して上手くデッキをまとめたいです。

鬼丸「爆」がNDで使える最後の2か月、事前評価は高めだったけどリュウセイホールに辛酸をなめさせられた鬼丸「爆」最後にして最大のの戦いが23弾で開幕します。

 

 

まとめ

記事を公開した時点ですでにグランドマスター決定戦が始まっています。ここでのカード公開その他を合体させた記事にすると長すぎる感じがするので分割してまずは夕方まで公開されたカードを紹介しました。多分、グランドマスター決定戦の生放送を見ている人が多いですが2窓でこっちを見てくれたりした人はX(Twitter)でのリポストやいいね、宣伝をよろしくお願いします。