11月16日新弾カード紹介

 

実際はどうなるか分かりませんがTCG版とは違った形でヴォルグサンダーはやらかしそうです。というよりこれはMRCが悪いですね‥‥ヘイトの集め方としてはバルガライゾウの呼び声エコアイニーに近いものを感じます。使う側は沢山肥やしたいし、使われる側は少なくあって欲しいで理不尽さがあると感じます。ガチに考えが寄るほど、運任せ、上振れ要素というのはヘイトを集めやすいので。

とまぁ墓地利用系の強化が進む17弾、今日も墓地関連のカードが続々と公開されました。幸いMRCとは多分無縁のカードだと思います。そうなるとMRCの対策の巻き添えでダメなのが見えるんですが‥‥

 

 

すいません今日のカード紹介に行く前に昨日のカードで紹介し忘れたカードがありました”問答無用だ!鬼丸ボーイ”です。TCG版と同じでトリガー持ちで8000以下になるように相手サイキックを破壊します。

覚醒前のサイキック獣ならアンタッチャブルディアボロスZ、不滅ギャラクシー以外は破壊できるので悪くはないです。トリガー能力もあって困るものでは無いし4コスと手打ちできる範囲になっています。割り振り火力なので複数体破壊することもでき対サイキックとしては使える除去カードです。

使うかどうかは環境次第な部分が大きいという点はTCG版と変わらず。赤入りのデッキにメタカードとして1~2枚入れておくと刺さるときに嬉しいというカードです。

後は、恒例となった次のシリーズの紹介カードってことです。E1の次、E2はこの鬼丸の物語であり、この少年?の戦いと成長が背景ストーリーを彩る事になります。結果坊主めくりゲーの権化みたいなカードが多数登場したのですがそれは2023年のお話ということで。なので来年の18弾はヒューマノイドがプッシュされます。なお環境に進むかは魔魔改造次第ということでE2のヒューマノイドデッキの強さはお察しください(それでも以前よりは格段に強いのだが)。

 

 

今日の2枚目はオリカの”葬爪人形ザビ・カペラ”です。墓地肥やし能力を持ち出た時に山札の上3枚を見て1枚を墓地に残り2枚を山札の下に戻す3コス3000のブロッカーです。そして攻撃後に自壊するのでこのクリーチャ1枚で最大2枚墓地を肥やせます。

見て分かる通りザビ・ヒドラのお供にどうぞというスペックになっています。予めリアニメイトする3コス以下のエイリアンを落とせて、自身も自壊して墓地に行く&ザビ・ヒドラで釣れるコストというのがエライ。

デュエプレだと、前の弾のカードの強化ってなかなかされないことが多いんですがエイリアンという種族もあってか17弾でもザビ・ヒドラが強化されました。ブロッカー能力持ちということで最低限壁の役割も果たしてくれるのでザビ・ヒドラ軸のエイリアンデッキでは大活躍しそうなカードです。

が、ザビ・ヒドラがこのカード1種で環境に進むかは別問題。コンボでドカーンなMRC、ガンガン殴ってくる赤緑ハンター、マナが伸びたら超次元と大型獣がどんどん出て来るネクラ軸の超次元コントロールとザビヒドラで悠長にリソースゲームしている余裕がない。新デッキに目を向けてもそれなりの速度で攻撃してきて増えた手札からSAとかを投げてくるラムダ、コンボが決まれば必殺級の破壊力持つオーケストラと悠長なデッキに居場所は少なそうなのがネック。

一応、ねちっこく盤面を作ってザビミラからガロウズデビルという必殺技があるのでザビヒドラ+ザビミラというデッキになるのかなと思います。なんとかそこまでつなぐように構築とプレイングを考えることになりそうです。

 

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3枚目は”戦略のD・Hアツト”でした。TCG版とスペックは一緒で、出た時に2枚引いて2枚捨てる手札交換クリーチャーです。

TCG版でも2コス青黒の2ドロー2ディスカードは最優先で使われます。というのもアツトだけ手札交換が任意なんですよね、後発の他が強制ということでなかなかないですがLOが近い時でもバニラとして出せるという事ができます。

イラストを見て分かる通りデュエマのイベントキャラクター、デュエルヒーローアツトでデュエルジャッカーショーのから引き継いでデュエマのリアルイベントの進行役です。という事なので青黒多色ですが種族はヒューマノイドとなっています。

その人物をカード化したものなのですが能力はネタではなくガチな能力です。戦略の名は伊達ではなく、墓地進化の種をセットする、リアニメイトカードと組み合わせてバイケンを出す、リアニメイト先を墓地に置く、手札の事故防止としてとりあえず出すなど墓地利用系のデッキの初動として大変優秀なカードになっています。なのでTCG版では文明が合い、墓地利用するデッキには大体入りました。

じゃあ、デュエプレでも大活躍するんだよねと思いますが、現デュエプレでは採用先が無いなぁと思います。テーマデッキの強化が多いデュエプレでは各カードごとにサポートカードを出すことが多く、こういう汎用カードを使う必要が無い事が多くなっています

例えばMRCは青がノイズで墓地肥やしが足りないという訳でもない(何なら昨日のヴォルグサンダーも来た)。エイリアンも墓地利用を強化してきたが上のザビ・カペラのようなエイリアンで墓地を肥やすカードを出してエイリアンで完結するようになった。と、アツトを使うデッキが少なくなりました。

環境外に目を向けると、スタートダッシュリバイバーや墓地進化を使った速攻デッキを強化することは間違いないのでそちらの方で使われ環境級に強くなればランクマで見るかもしれません‥‥ただ、そういうビートデッキは赤緑ハンターの対策として入っている炎獄スクラッパーでまとめて対策されるんよなぁ‥‥

ということで、現状のアツトは将来に期待という事になりそうです。2023年の夏ぐらいにはデュエプレはE3に突入、墓地ソースというクロスファイアと5000GTでビートダウンする墓地利用デッキが登場し環境入りさせてくることがほぼ確定しているのでその時にアツトは初動カードとして環境レベルのカードとして活躍すると思います。

 

 

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本日の低レア墓地利用カード軍団最後の1枚”湧水の光陣”です。TCG版と同じスペックで白のカードとしては珍しいリアニメイト呪文です。

アニメイト範囲は通常なら3マナまで、自分の場に青か緑のクリーチャーがあれば5マナまでリアニメイトできます。白青黒なら墓地肥やしをしつつこの呪文を唱えやすいので上のアツトなどを駆使してコンボを決めましょう。

また、アニメイトカードとしては珍しく進化クリーチャーも出すことができます。もちろん進化元は必要ですが実質5以下の進化獣を白単色で出せるというこのカードでしかできないことがあります。

ということで実装・公開済みのカードだとアニメイトの筆頭候補はオーケストラでしょう。オーケストラから唱えられないはありますがデュエプレ未実装の母なる星域と違ってマナに埋めなくていいしライバルが消えたので場に5色そろえて湧水の光陣を唱えてオーケストラをリアニメイトしましょう。他にもキリンレガシーとかも出せるとかもあります。

なのでランクマで見る可能性は大いにあり得るカードであると同時にデッキビルド杯や出すのが難しい5コス以下の進化獣を使うファンデッキ、カジュアルデッキが格段に取り回しが良くなる面白いカードです。

 

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今日の最後は”天下統一シャチホコ・カイザー”と”激沸騰!オンセン・ガロウズ”、”激相撲!ツッパリキシ”、”激天下シャチホコ・カイザー”です。レアリティはビクトリーとなっています。天下統一シャチホコカイザーもビクトリーになって集めにくくなったというTCG版より手間のかかる部分はありますが仕方がない。紹介は単体別々に。

 

まずは天下統一シャチホコ・カイザー。まず進化元にエイリアンが追加されました。素直に嬉しい強化でデッキ内の多色を抑えることができ採用デッキの取り回しが良くなりました。サイキックを出す条件は変わりませんが出せる範囲がエイリアン7コス以下なら何でもOKに強化されました。新しく出せるようになったのはガロウズ・セブカイザーが出せます。

言うまでもなく自壊カード相性が良く、特攻ジェニーやファルビエロなどと組み合わせて使いそうです。他にもザビ・オルゼキア、ザビデモナや昨日のディス・アダラといったエイリアンでも自壊できるクリーチャーがいるかつトリガー持ちもいるので予想外のところからもサイキック獣を出すことができます。

3色の多色ということでマナを用意するのが少し大変ですがデュエプレのマナのルールの緩和、上の湧水の光陣を使えば簡単に場に出せて疑似的に破壊耐性を付けることができます。

TCG版ではそのギミックを使った湧水シャチホコというデッキがありますが、その真価はもう1体のシャチホコと組み合わせることになります。

 

ということで激天下!シャチホコカイザーは、TCG版と基本同じスペックです。ターン開始時に墓地から3コス以下をリアニメイトします。墓地探索が廃止されたので狙ったクリーチャーを蘇生できます。パワーが5500あるので勝利のガイアールカイザー単体で除去されないのも嬉しいところです。

アニメイトを狙うのは大きく分けて2つ。一つは特攻ジェニーやファルビエロを蘇生して堅実にアドバンテージを取る。特にファルビエロはこのシャチホコを出した超次元呪文を回収することで疑似的に除去耐性を得ることができます。ジェニーはいつ使っても強いですが、MRC相手には利敵行為、調子に乗り過ぎてマッドネスを引かないように気を付けましょう。能力が任意になったのでマッドネスがいる可能性が高くジェニーしか蘇生先が無い時に困ることが無くなりました。

もう一つは場にいることで強いクリーチャーを蘇生し盤面を強化できます。自壊コンボの方が爆発力があり強いですがこちらもなかなかでミルアーマで各種超次元呪文のコスト軽減、ダークルピアで除去をけん制できます、地味に両シャチホコ共にドラゴンを持っています。

そしてWシャチホコが揃うと毎ターン7コス以下のエイリアンサイキック獣を出すことができるようになります。加えて自壊するクリーチャーもコストが軽くボロックを使えば1マナで7コス以下のサイキック獣が出せます。軽い自壊カードの連打によって1Tに何体もサイキッククリーチャーを出すことができ、P’S覚醒リンクによって即時に合体しゲームを決めに行くことができます。できるのはガロウズデビルドラゴンとガロウズゴクドラゴンなのでどちらかは採用したいところです。

ということで自壊カードを使い回しアドを取りつつサイキックリンクを狙うシャチホココントロールが17弾目玉のデッキになりそうです。

 

お次は激沸騰!オンセンガロウズです。能力は独特なもので自分のターン中に非進化のクリーチャーは出た時一旦山札の上に行き、場に戻るで青と赤限定ですが出た時能力2回と離れた時能力を1回使うことができます

ということでコイツ単体でコンボデッキとして成立させることができます。まずはドスコイイチバンボシを使えばアンブロッカブルを最大3体に付与しPA5000を3回付与、ブレイク数を3枚増やせるスーパーコンボができます。最低でもオンセンガロウズに付与させることができるのでそれだけでブロックされず5枚盾を割るバケモノが1T限定で出現します。後はあらかじめ横に並べていたクリーチャーでダイレクトアタックを狙いましょう。スパーク系以外では返せない盤面を作れればなおグッドです。

もう一つはカモンピッピ―を2回出すで、P’S覚醒リンクがあるので即時に星龍王ガイアールリュウセイドラゴンが場に出現します。後は殴って勝ちに行きましょう。

とりあえずはこの2つのコンボが軸になるかなぁと思います。上のシャチホココントロールではP’S覚醒リンクの都合上オンセンガロウズの能力を生かす機会はほとんどないですが、単体で専用のコンボデッキが組める面白いカードです。

 

最期は激相撲!ツッパリキシ、能力はTCG版と一緒ということで地味なパンプアップ能力です。自身が能力の対象外なのネックですが多色カードはそれなりにパワーが上がります。

主な運用はほぼリンク狙いの専用カードといったところです。強いて言えば赤黒緑の多色で4マナ超次元呪文から出せるという点でしょうか、単色カードから3色のクリーチャーが出せるということでオーケストラのデッキでは色合わせとして採用されるかもしれません。なおその場合、同じ色構成に勝利のガイアールカイザー(またお前か)がいるので2枚目以降になることは必至です。差別化点としては‥‥エナジー・ホールやシャイニーホールから出せる、カモンピッピ―や豪力から出せる、パンプアップで横のクリーチャーたちがささやかに殴り返しされにくくなるとかかな、この差別化点で使われるかどうかは分かりません、一応某札王国ではオーケストラのデッキで生姜と両採用されていました。

 

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最期はリンク形態の”絶体絶命ガロウズ・ゴクドラゴン”です。能力は基本TCG版と一緒でリンク解除に場から離れる素材が選べなくなりましたしか変更点がありません。

ヴォルグサンダーは手軽過ぎてダメだけど、コイツは覚醒リンクという手間がかかるギミックを経て出せるということでデュエプレ初の能動的にLOを狙えるカードになりました。その能力は豪快そのもので相手の山札を残り2枚にするという文字通り絶対絶命な山札を相手に突き付けることができます。

豪快な能力ですが山札2枚にするということで返しのターンが必ず発生してしまいます。そこはAD限定ですがオーバースキルでカバーすることができます。予め場に出しておくと毎ターン2ドローで相手も手札が潤沢に‥‥と半分利敵行為になりかねないと思いますがP”S覚醒リンクと上のWシャチホコギミックを使えばターン開始時や1~3マナで自壊しリンク素材を揃えるが可能なため5マナのオーバースキルをリンク後に出すことができ、後は殴って相手に対処する手段が無ければ即勝ちが狙えます。

WシャチホコギミックとP’S覚醒リンクの愛称が良いのでTCG版と違って環境に入ると思います。開発も入ると思っているからそのままの能力で出してきたわけだし強い能力なのでランクマで見ないという可能性は低いはず。そうなるとLO負けが頻発する事なりますが、ここまで豪快にやるなら許されて欲しいです。

対策としてディアボロスZやルナアレグルの覚醒時の山札戻しで山札を戻すデスゲートなどで運よくNワールドがリアニメイトできればオーバースキルを出されても即負けにはならないです。相手もそれが分かっているから除去してくると思うのでそこはいつものデュエマの土俵です。NDだと多分即死することは無いので上の方法に加えて、Nワールド手打ちやディアスZやMRCの能力で山札を戻すで対策できます。他にもその残り1Tでリサールを取れば無問題ですし、MRCは2コスで出せるので返しに逆転という事もできます。

とまぁ抜け道はあるしサイキックリンク特有の手間があるので強すぎるという事は無いと思います。

 

11月のランクマ報酬が発表されハチ公になりました。赤緑ハンターや17弾のラムダのデッキで採用されると思われるカードなのでいいチョイスだと思います。後は目玉のビクトリーが公開されました。単体で使っても面白い事ができる、リンク狙いもコンボで狙えて勝てる能力がリンク先にあると注目のカードが来ました。

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