1月15日18弾実装カード紹介

 

2021年は半年に1回だったアンケートも今は四か月に1回になった気がするのですがどうでしょうか。微妙に設問を変えてきているので記事を書く人としては今公式は何を気にしているのかが分かって内部事情がうっすら見えてきてありがたい不遇好きです。

ということでカード紹介の後にその辺の話をします。頑張って毎日更新で再録カード紹介の記事を作る予定です。Twitterからもチェックできるのでよろしければフォロー、いいね、リツイートをよろしくお願いします。

ということで今日の公開カードを見ていきます。

 

 

E1取りこぼしカードとして”再誕の聖地”が18弾に実装されることになりました。5マナの緑呪文で自分の墓地にあるカードを全てマナに送ります。TCG版と同じスペックですが周りのカードに調整が入っているので使用感は似ているようで違うかもしれません。ちなみに唱えた再誕の聖地は自身の効果ではマナに行かないので注意です。

5マナのブーストカードとして考えると3マナ以上は加速したいところ。となると墓地肥やしは必須です。真っ先にカラフル・ダンスが思い浮かびますが、18弾実装と同時にスタン落ち‥‥上手くいかねぇなぁと感じます。そこを乗り越えてもカラフルダンスがタップインするので5マナでカラフルダンス→再誕の聖地がデュエプレではできません(TCG版でもダンスが1枚制限なのでタラれば色が強い)。このマナ帯だともうNワールドが飛んでくるタイミングなのでNワールドで墓地が枯れるとマナ加速できません。

狙うならダークライフやエマージェンシータイフーンなどの墓地肥やしカードを使うか、ジャスミンやライフなどの初動カードと吸い込むをマナに埋めるになりそうです。前者は専用エンジンのおギミックとして、後者はマナ加速の補助としての運用が主になりそうです。

とまぁ相性がいいカードやコンボ、マナ加速したいデッキは18弾では多いのですが再誕の聖地を使うかというと‥‥うーん、フェアホやリュウセイホールからの四つ牙でいいような‥‥スペースチャージもないし。

上手く使えば一気にマナ加速できるカードなので上手くギミックを落とし込んで使いところです。総じてビルディング力とメタカード読みが大事なテクニカルな1枚です。

 

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2枚目は”無双竜鬼ミツルギブースト”でした。不遇好きは19弾がドラゴン祭りでそっちで実装と思っていましたが18弾で実装となりました。スペックはTCG版と一緒で出た時にマナに埋めれば6000火力を撃てる除去とマナ加速を兼ねた多色ドラゴンです。

6000とそこそこな除去範囲を持ち、マナ加速できる、種族にドラゴンを持つということで連ドラ系の中盤を支えるカードとしてTCG版で大活躍しました。ということでデュエプレでも大活躍を期待したいところですが‥‥肝心のフィニッシャー、バルガライゾウがスタン落ちで連ドラデッキで使うならAD限定になってしまいました。

普通にマナ加速と除去をするだけならリュウセイ+勝利ガイアールでも同じような事ができて、除去以外の事もできるので普通のデッキで使うならやはりリュウセイホールに軍配が上がります。差別化点としては6000火力ということでリバイバーや勝利リュウセイ、バゴパン、四つ牙、手札がミツルギのみの時のデルフィンが除去できるところを生かしたいです。そこを考えるとやはりドラゴンを生かしたデッキで使いたいですが‥‥現状のNDでそんなデッキが無いのが難点です。

一応ハンターを種族に持っているので刃鬼にも入る可能性はありますが刃鬼は19弾以降の実装‥‥現状はADで使うカードになりそうです。連ドラで使う場合はアカギと競合するかもしれません。除去範囲はこっちが広いですが向こうはトリガーで受け札になると一長一短です。

TCG版ではドラゴンデッキ(含むモルトNEXT)の中盤の繋ぎ、踏み倒しメタへの回答札として大活躍しました。デュエプレでもドラゴンデッキは強化されやすく、今後もプッシュされていくと思うのでミツルギブーストをTCG版同様使うことになりそうです。

 

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3枚目は”偶発と弾幕の要塞”が公開されました。再誕の聖地はE1のカードでしたが、コイツは聖拳編のカードという古代からタイムスリップして今実装されます。がスペックは山札の上を墓地へ置いておき、クリーチャーがでたらそこでストップ、捲れたクリーチャーよりパワーが低いクリーチャーを一掃する除去カードということでE2までデュエプレが進んだからこそ使えるカードです。超次元の登場でようやくデッキ内のクリーチャー比率を下げれて、パワーが高いクリーチャーだけをめくるデッキである程度勝てるようになったので使われる可能性が出てきています。

構築次第ではかなりの火力除去を放てる反面、狙ったクリーチャーをめくって除去の範囲を安定させようとすると山札消費が激しくLOが怖いクセの塊のような呪文です。

18弾であのカードが来ればデッキになるのでこの呪文を使った専用デッキはその時に話します。今は公開済み・既存カードとの組み合わせを考えます。

ということで山札が削られるならNワールドで戻せばいいじゃない。幸いこの呪文は青赤、Nワールドは青単と色があっているので相性がいいです。Nワールドが捲れると5500火力になるのでデッキ内のクリーチャーのパワーを6000以上にして後は呪文でデッキを組めばとりあえずデッキにはなりそうです。他にも墓地に呪文が一気に増えることを生かして上の再誕の聖地やロマノフ系のカードと組み合わせることができます。一応MRCのデッキには墓地を一気に肥やせるカードで半分の文明はあっているが青が邪魔で入らないかなぁ‥‥入らないのを想定しているか、入ることを想定してMRCを規制するかは微妙なところです。不遇好きとしては入らないでほしいです。

くせが非常に強いカードなのでこの呪文を使うデッキは必然その癖を生かすことになり、独創的なデッキになりやすいです。普通に使うと使いにくいですが専用の構築を組んで使えば強力な除去カードになります。ということでデッキビルド杯で活躍しそうなカードになりそうです。ランクマの方は強い構築が見つかれば見ることになりそうですがこういうカードはあんまり見ないかなぁ‥‥デッキビルド杯をにぎやかにするカードだと思います。

 

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さて、今日のSRは‥‥って昨日ビクトリーとSRを各1枚ずつ公開したので今日はなさそうということでVRで”悠久を統べる者フォーエバー・プリンセス”が公開されました。イラスト通りどこまでも増えるプリンプリンとリュウセイの派生カードの一種です。

能力はTCG版と一緒で8マナ赤緑多色8000のSA、WB。相手の踏み倒しクリーチャーをマナに送るメタ能力と山札回復能力を持っています。TCG版では山札回復の能力が置換効果に変更されたりしてひと悶着ありましたが、デュエプレでは取り合えずこのテキストだと置換効果扱いではなさそうです。なのでボルメテウスの盾焼却などの置換効果で墓地に置かれてもデュエプレでは山札回復ができそうです(実際は事前のFQAやプレイしてみないと分からない)。

TCG版では当時猛威を振るっていたヴォルグサンダーLOに対するメタカードとして登場週刊少年サンデーの付録で登場しその週のサンデーを売り切れにさせました。蛇足ですがE2当時はサンデーでポケモン(なお黒歴史)やデュエマの漫画が連載されていました。期待通りにメタカードとして活躍しましたが付録カードが大真面目に環境入りし、入手と数の問題でシングル価格が高めでひと悶着ありました。

が、現デュエプレで能動的に相手の山札を削るカードがないので山札回復はオマケになりそうです。Nワールドで基本はOK。バルガライゾウはバベルギヌスのリアニメイトを絡めるのでタイミングが肝心、1体目は種にしない、2体目は種にして山札に戻すなど柔軟に生かす必要があります。

ということでメインの能力はコスト踏み倒しメタになりそうです。各種サイキックに母なる大地で出たクリーチャーをマナに戻す、天門のブロッカーをマナに送る、ついでにルドルフの能力を不発にさせる、刃の踏み倒しも悠久もマナに行くが出た緑ハンターを全員マナに返すことができます。なのでTCG版の山札破壊に対するメタカードとして山札にあればいいカードからコスト踏み倒しメタとして適切なタイミングで場に出すカードに変わりました、なので悠久の運用TCG版から大きく変化しそうです。

一方で出た時にはなるので出た時能力は使われてしまうので注意が必要です。プリンプリンとかを戻してもあんまり旨味は薄いですが、現状、踏み倒しで出てくるクリーチャーは結構な数が場に残ることで仕事をするクリーチャーなので刺さりはよさそうです。

入るデッキはNエクス系、5C、ゼニス系などの赤緑が入る後ろ向きなコントロールデッキ、連ドラあたりになりそうです。上述した通り連ドラではバベルと相性が悪いですが自前でSAを持ち捲れたときのメリットが大きい、同系含めてメタカードとして使える、山札回復はしたい時はライゾウの種にする、したくないときは種にしないプレイングで対処できるのでメタカード枠として採用する価値は高いと思います。他だと、一応緑のハンターなので刃に入る可能性はあります。不遇好きとしては入りそうなデッキが悉く現環境で強いデッキなのが気になります‥‥なんか他のカード調整して弱体化しねーかなーとぼやいておきます。

後は、上の偶発と弾幕の要塞と組み合わせた悠久弾幕という専用デッキでしょう。デッキ内のクリーチャーを悠久などのごく一部に限定して残りを呪文で埋める。弾幕を撃って除去をし悠久をめくって山札回復でLOを防ぐコンボ系コントロールデッキでデッキビルド杯に参加しましょう。殴り手は?に関しては悠久よりパワーが高いクリーチャーなら入れても問題ないので緑のマナ加速呪文を入れてゼニスで〆る構築がありました。悠久よりパワーが高いクリーチャーで組めば除去は7500以上が確定するので大体の盤面を切り返すことができるコンボデッキになります。

そして将来性では刃鬼で出せるハンターとか増え続けるコスト踏み倒しに対するメタとしてマナが伸びるデッキのメタカードその他諸々&特殊なコンボデッキの核としてデュエプレでも活躍してくれるでしょう。VRなのも有難く、枚数を揃えやすいのもいいです、まぁ悠久は普通のデッキだと1,2枚程度の採用で4枚使うのは悠久弾幕ぐらいだったりします。

 

今日は昨日の反動でSRカードが公開されませんでした。今日のカードで気になるのは不遇好きとしてはミツルギ、現状NDでの採用先がなさそうですが‥‥ADを盛り上げる施策でも用意して‥‥いないんだよなぁ‥‥馬鹿正直に時期が来たから出して後は投げっぱといういつものパターンだと思います。やっぱレジェプレの再録足りないよと感じます。今日のカード紹介の話はここで終わります。後は擬人化スキンに関しての考察その他を語るので興味のない人は明日のカード紹介をお楽しみに。不遇好きの語りを読みたい人はどうぞ。

 

 

 

 

 

ということで今回のアンケートでの注目点の擬人化キャラクターに関してです。ここ数弾で一気にスキンが増えてきました。不遇好きとしては今のところ実装・公開されているキャラクターのデザインはグッドなので賛成の立場です。反対の人もいることは承知ですが設問に回答する際は紳士な丁寧語で記述しましょう、乱暴な言葉ではただの迷惑クレーマーになってしまいます。

硬派なカードゲーマーはイラストなんて気にしないんですが、デュエマも20周年を突破し、プレイヤーの年齢も平均値が上がってきています。その関係でどうしても少年向けのカッコいいイラストだけでは限界が来ているって話は何度もしています遊戯王ポケカに食らいつきデュエマがTCG業界で上位を維持するにはそういうカードで対抗せざるを得ないというのが実情です。TCG版の今度の神アートもそう言うセットがあり完全受注生産やカードのセレクトと合わせて、そういうデッキを作れという強いメッセージを持つに至っています。TCG版もデュエプレも高年齢層のプレイヤーが増えて、他との競合で勝ち抜き生き残るにはそういう要素も揃えて行かないといけないと不遇好きは思っています。まぁイケメンカードを揃えたセットとかもあってもいいと思いますがプレイヤーの性別比が性別比なので余程うまく作らないと博打にしかなりません(そんな博打をするなら普通に強いカードを限定イラストで出した方が良い)。

現状のデュエマ、デュエプレの擬人化路線に関しては環境で活躍したことがあるカードやTCG版で活躍したカードの再録、実装にと留まっており、なるべくハズレが無いようになっています(シングルカードの価格とかパックの期待値とかで現状は再録のみ)。ハズレが少ないだろうというのも不遇好きが擬人化キャラに肯定的な立場なのを補強しています。硬派な人は通常版、こだわる人はそっちを頑張って入手と棲み分けがされていると思います。

今の路線になった遠因としてはE3で唐突に顔出しクリーチャーを出したんですが失敗した歴史が影響していそうです。失敗した理由としては強いカードが少ない、10周年を越えている時期で高年齢層が増えているにも関わらず男性に偏り過ぎているなどがあげられそうです。

で、デュエプレでは女性キャラがほとんどで大半が実用的なカードになっています。スキン実装済みの擬人化キャラで男性はDだけですからね。じゃあこれがバランスを欠いているかというとそうでもないんだな。2022年のパックから入手するスキンは夏まででカイト、勝舞、ダピコ、D、勝舞、ザキラと極端に男性に偏っていました。その揺り戻しでジェニ子、ジャスミン、プリンプリン、ルピコ、キリ子ときました。2022年のパック入手スキンの全体数で見れば偏ってはいないと思います。

18弾に関してはウェディングとカノン(18弾はシクが4枚とのことなので多分実装される)で偏るかなと思いました。が、擬人化を飛び越えて鬼丸本人がそのままスキンになったので男女のバランスは崩れていないと思うので、不遇好きとしては無問題だと思っています。

 

 

というより、E3以降の人気キャラってクリーチャー、原作キャラの大半男なんですよね。クロック、テスタロッサ、イズモとクリーチャーサイドの多くは男性、マスコット枠のカツドンとブータンも男性よりで女性枠はプラマイ零とアリスのみと偏っています。

 

 

DS以降の中学生勝太周りも、勝太、ルシファー、バサラ、NO.2の男性枠に対して女性はヒロインのるるちゃんぐらいしかいません、鬼丸がありならグレンモルトもOKと考えるとやはり男性に偏っています。女性キャラは頑張ってもアイラしか出てこないんですよね‥‥

 

       

 

とまぁ、擬人化キャラのスキンに関しては今後も女性が多いんだろうなぁと感じます。上記の原作キャラ達だけでだとどうしても身内で盛り上がるにとどまってしまいそうなのでウェディングのような擬人化キャラはねじ込んでくると思います。後、上述の原作キャラ男女比の関係でコラボイベ関係も女性に偏ると思います。

じゃあ、どんなカードが擬人化女性キャラになって欲しいかは‥‥不遇好きの頭脳ではいい感じのカードが出てきませんでした(泣)。ひねり出して安直な音精ラフルルってお前‥‥不遇好きは公式からの棚から牡丹餅を待つ生け簀のコイでしかありません‥‥

まぁ、不遇好きが好きな巨乳お姉さんキャラであって欲しいなぁ‥‥と淡い期待を持っています。根拠はやはりバランス。原作キャラが低年齢なので必然擬人化はバランスを取ろうとして高めに設定してくるだろうという一点読みをしています。まぁ外れたらノー課金でポイント生成でどうにかするだけなんですけどね。

後の事はだいたい去年に語ったのでこの辺にしておきます。それではまた明日。