第9回バトルアリーナ振り返りと新情報を語る

 

珍しくというか不遇好きがほとんどやらないバトルアリーナ振り返りですが、今回はやります。何でやらないかというと各試合の振り返りとか文章にできないのと的外れだとか結果論だよねって批評されるのが嫌なチキン野郎だからです。

が、今回は不遇好きレベルでも持論含めて語りたいのでやります。上記の通り各試合のプレイングがどうのこうの語る会ではないのであしからず。

 

前置きはそれぐらいにして本編に入ります‥‥の前にまずは皆さんお疲れさまでした。前回と違って日を跨ぐことなく17時スタート、22時過ぎに終わりといつもの時間で追われました。

 

まず、語ることといえば生放送開始直後のドタバタでしょう。前回が日を跨いでしまったので準々決勝は初の並行進行となり、初めて故のトラブルなのか試合が一時中継されなかったりとトラブルがありました。前回が時間オーバーだったので今回はそうならないようにしたかったというのは分かるのですが‥‥準備不足でしょうなぁ、練度が足りんのよ練度が。

松浦さんが出ていなかったというのも裏の仕事が多くてドタバタしていたのかなと勘繰られるくらいには最初はドタバタでしたね。結果として22時で終われたので今後はこの形式になるのかなと思います。全試合を見れないのは残念ですが時間がかかり過ぎるので割り切るしかないと思います。この辺未公開試合も録画しておいて後日配信とかやって欲しいなぁと思います。

今回は許すけど次回も最初にドタバタしたら流石に問題なので改善してください。

 

次は使用デッキの分布図になります。公開済みのいつものやつです。

 

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ここ最近のランクマでよくある分布図にに近いと思います。で、この分布図なんですが、表記のデッキタイプ数は11と前回以前とそう大差はないのでデッキタイプ数は問題ないです。その点だけを見ると健全といえば健全なのですが‥‥上位4つで64.5%、約6割5分を占めているのは寡占が過ぎると思います。ちょっと過去大会の上位4つの合計使用率と比較してみます。いずれも公式から公開されたものでデッキタイプ名は少し変えてあります。

 

第1回大会:65,5%(5弾環境)

・使用率順は5c天門、ハンデスボルバル、スノーフェアリー、デスフェニ

第2回大会:58.7%(6弾環境)

・使用率順は天門、アウゼスコン、除去サファイアスノーフェアリー

第3回大会:57.5%(7弾環境)

・使用率順はメカオー、ツヴァイ、天門、アポロヌス

第4回大会:57%(8弾調整後環境)

・使用率順は天門、除去コン、メカオー、ドリームメイト

第5回大会:62%(9弾EX環境)

・使用率順は緑抜きゲキメツコン、ガントラ、メカオー、ボルフェウス

第6回大会:51.1%(11弾環境)

・使用率順はガントラ、5Cコン、赤青剣誠、バルガライゾウ

第7回大会:51.5%(13弾環境)

使用率順は5C(フュージョン含む)、Bロマ、キリコ、バルガライゾウ

第8回大会:65.7%(15弾環境)

・使用率順はネクラバルカディアス、ラッカGENJI、MRC、スノーフェアリー

 

計算が正しければ上位4つで6割越えは第1回と第5回、第8回の三つ。第1回は論ずるに値しないボルバルマスターズ、第5回は1位の表記が光水闇火コントロールで緑抜きゲキメツコンを全て押し込んだごった煮で判別しきれていない、第8回もネクラバルカディアスもアヴァラルド軸とグレイトフルライフ軸合算と偏って当然みたいな集計をされています。

過去大会の平均が58%なので今回の64.5%は異常かなと感じます。第1回は論外として6割越えの第5回、第8回は1位が合算に近い形で擁護できるのですが、今回は擁護不能のデッキ群が上3つで明らかに偏っています。

偏っているならカードの修正or新弾で変えるしかないわけなのですが、過去はどうだったかというと、第1回は皆さんご存じハンデスカードのナーフとボルバル殿堂入り。第5回はエタガ殿堂入りの調整が入りました。数字だけで見るならエタガ殿堂入りは緑抜き除去コンの弱体化目的という意図はあるのですが、修正時の表記と抑えていたカードを野放しにしたことで伝わりにくかったと今更感じます。

新弾で変わったのが第8回でアヴァラルドスタン落ちと初期の赤緑ハンター流行でネクラバルカディアスは撤退に成功しました。

それを踏まえて今回はどうするのかですがデッキタイプ数は問題ないのです。が、開発の想定より偏っていると感じます。インテリジェンスとドングリルがSRな所を見るとデストラーデ~エイリアンの下位陣はもうちょっと使用率がある想定な感じがします。ここまで低コスクリーチャーが並ばない環境になったのは想定外だと思います。

原因は?と問われると不遇好きがいつも言っている4コス除去と5コス超次元&勝利サイキックが低コス獣の天敵に加えてレジェプレ2023での天門再録でビートデッキの天敵復活が大きく影響していそうです。ここ最近で刃が打たれ弱い、MRCが構築の変化によってビート系に弱くなったなどで多少ビートが復権しましたがNエクスが速度を上げることで結局阻まれているなぁ‥‥と感じます。

これを踏まえて修正か新弾でどうにかするのどちらかですが‥‥‥‥新弾のカードを見ると修正をせざるを得ない感じがします。進化獣は相変わらず出る、上位陣へのメタが限定的かつ上位のデッキ群がグッドスタッフ的で新弾のカードが割り込む余地が少なそうなので不遇好きは大規模な下方修正が来ると想定しています。このままだと環境に新規参入する18弾新規のデッキタイプがゼニスコンだけになりそうなので程度の差はあれ、無修正は考えにくいと思います。

ということで修正カード予想です。

 

・若頭鬼流院刃

:堀師と合わせて盤面を取りつつ横展開したのちザビミラからのガロウズデビルで安全に勝つやべー奴。16弾環境ではグッドカードだったが17弾で母なる大地により受けでも動くことが可能に。動きが異次元過ぎるので修正されそう。また、フォーエバー・プリンセスがいるときにST大地から刃がでると盤面次第では効果処理が途切れないループを任意で発生させることができてしまい遅延行為という迷惑プレイを生み出しかねないバグも追加されました。

修正内容はターン1回のみの踏み倒しに弱体化だと想定します。ターン1回なら出力は落ちるしフォーエバー相手に遅延行為が不可能になるので妥当かなぁと思います。1枚制限よりはデッキとしては成立するのでちょうどいいと思います。

 

・MRC

・墓地と呪文メタを搭載できないデッキを狩り殺すやーべやつ。Nワールドや新規刃を搭載できないデッキに人権がなくなっていくので悪い意味で環境の足切りラインになっているのもマイナスポイント。開発的にはウィルジニア殿堂入りで何とかしたかっただろうが、ライデンホール&ヴォルグサンダーで全てが台無しに。逃げ道はないのでDP殿堂入りに叩きこむしかないと思います。加えてボルメテウスリターンズからサファイアを投げることがADで可能になるとか6コス以下の赤と黒の呪文が増えるたびに無限に拡張していくのもよろしくないです。

開発的にはマクスゥエルZがいるから大丈夫想定だったと思いますがそうならもっとサイバー種族で使えるカード実装しろとかマクスウェルZを14弾くらいで実装しておくとか努力をしてほしかったです。18弾にサイバーがあんまりいなさそうな所を見るとMRCは弱体化させざるを得ないと思います。

 

・ネロ・ルドルフ

:天門再録から研究が深まり、今回大会のデッキ登録を期にデッキが確立。2体並んだ時の理不尽さと運ゲー感は流石に不快感が凄まじいので修正されそう。修正は刃と同じくターン1回制限デュエプレの本家が1回なのでこちらも1回にしましょう。1年のインフレで無制限でもOKではなく、デッキ外からHELLなどを運任せに出すガチャを何度もできるのはNGです。

 

リュウセイ・ホール

大会の使用率4位だが、上3枚を修正すると繰り上がって環境に君臨しそう。18弾環境では「覇」が実装され、レジェプレ2023実装前のサファイア入りNエクスを流用できるという組みやすさから18弾環境をトップメタで走り抜けそうなので予防措置で弱体化してほしい。後、低コス獣の人権を奪っている高すぎる環境足切りラインのカードなので弱体化しないとドングリルもインテリジェンスもVRの「爆」もランクマに参加できるか怪しくなり18弾の多くのカードを”YOUは何しにデュエプレへ”に追いやるので弱体化はするべきだと思います。不遇好きは18弾で「覇」、19弾で刃鬼が来ると考えると木っ端微塵に粉砕してほしいカード第1位なのですが、現実的な調整は6コスに弱体化が関の山だと思います。後はNエクスがや5Cなどがヤバかったら2月以降にエクスとか大地、ホワグリを順次下方修正に叩き込んでいくと思います。

 

とりあえず修正はこの4枚で様子見かなぁと思います。この4枚が無規制だとゼニスと「覇」以外はかなり厳しい環境になると思います。

 

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バトルアリーナ生放送にて公開された情報最後は新規大会ネタです。新規大会やるよってことは確定していましたが、大枠の仕様が公開されました。バトルアリーナの1回分を削って、TCG版の全国大会と似たような形式のオフライン大会によってグランドマスター決定戦への出場権をかけた大会群だそうです。

う~ん‥‥もうちょっとカジュアルな大会になると思っていました。難しいけどクイックピックの大会とかリアルイベントでの専用サポートでTCG版にあるデュエマフェスみたいなカジュアル大会(プロモ入手が大会上位者ではない)の方が良かったと思います。

というのもオフライン大会は地方格差というのがどうしても出てきてしまうんですよね‥‥都会は沢山大会があり手軽に何回も参加できる、地方は開催数が少なく参加が大変かつ何回も参加できない。回数制限を設けても都会は参加人数が増えて勝ち上がるのが難しい、地方は少ない対戦数で勝ち上がれるので楽といえば楽と格差面の問題が大きいからです。

続報をお待ちくださいと言う事なので地方格差問題含めて上手くやって欲しいです。

ここからはデュエプレ研究所にて公開されたカードの紹介と雑感を述べます。

まずは18弾のモードチェンジが公開されました。

 

 

メンツはこんな感じで新規カードが多数見えるのでTCG版の画像を元に紹介していきます、

 

 

この3枚が新規で実装が確定しました。

まずヨサコイはアンノウンの召喚コスト軽減が1から2に強化されました。ブロッカー持ちということで高コストが多い種族のサポート兼壁になりますが、パワー5000ということで勝利のガイアールカイザーされて場持ちは期待できません。リスクを取るのか確実にマナ加速するのか要検討です。

オニドツキはブロッカー破壊のヒューマノイド。3コスと出しやすいですが序盤で出すクリーチャーというよりは天門で出てきたエルドラードなどを除去するカードです。なお破壊なのでルドルフの効果が発動します。また刺さらない相手にはバニラなのですが‥‥天門が強い今なら使われそうです。

モエル・ゴーは探索化といういつもの調整で弱体化したんですが、18弾同期のカクタス同様に非進化ハンター探索か進化ハンター探索をモードで選べるようになりました。結果超探索を越える6種のカードから選べるカードになりました。非進化ハンターは濁ることになりますが進化ハンターはほぼ確定で好きな進化獣を持ってこれます。が、ハンターか‥‥とぼやきます。元がハンター指定だから仕方ないとはいえ、欲を言えば魔改造して進化ハンターではなく進化ヒューマノイドの方がよかったと感じます。今からでもいいのでスタートダッシュバスターにハンターを追加してほしいなぁとモエル・ゴーを見て感じました。まぁ「爆」と涙の終撃オニナグリを引き込めて他の選択肢もあるのでヒューマノイドデッキのリソース補充として4枚使う事になると思います。強いかは別問題だし、マッスグのコスト軽減を絡めるとイマイチ噛み合わないですが、何分リソース補充が薄いヒューマノイドなのでプレイする機会はかなり多いと思います。

 

続いてはシークレットカード4種になります。いつもは触れないのですが今回は触れます。ということで4種と事前告知があったのでまずは画像をドン。

 

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シークレット枠はこの4種になりました。スキンが分かっていたので「覇」とウェディングは確定していました。謎の2種は事前予想だとライオネルとレディオローゼスでレディオにカノンが付属して15弾同様キャラスキンシク3種になるかも?な意見が多いような気がしました。が、残り2種はまさかのWボルメテウスになりました。デュエプレでは初のシク限定収録としてBWDがNDに帰ってきました。

まずはカノンちゃんのスキンは何処?からです。相棒クリーチャーの擬人化キャラからスキン実装は驚きの展開です。さすがに実装しないはあり得ないと思うのでカノンのスキンは何処かで出してくると思います。1000円販売形式か勝太みたいなパネルミッションなのか、スキンチップのどれかだと思います。時期など諸々を考えると前者2つのどちらかだと思います。

無色の守護者カノンのシクSRを無しにしてまでボルメテウスをプッシュする当たり、勝太編のカードを知らなくて脱落しそうな勝舞編ユーザーをつなぎ留めたいという意図は分かるのですが‥‥シクに盾焼却クリーチャー3種というのはSTというデュエマの盛り上がる逆転要素的にはどうなんですかね‥‥BWDの再録イラストはクロニクルデッキのボルメテウスリターンズに収録されていたBWDのイラストです(このデッキにはBWDが3枚入っているが全部別イラスト)。

嬉しんだけどね、カッコいいから。でもテキスト文字のサイズを見比べて分かるE2の2枚とWボルメテウスのカードパワーの差は埋めがたいものがあるなぁと感じます。結果、公式のリプ欄は賛否両論になっています。不遇好きの予想ではシクの封入率であくまでもBWDをNDに復帰させる措置だと思っています。というか結構荒れていますね‥‥批判意見の中で納得できたのはレジェプレ2023にねじ込んでおいてくれです、レジェプレが85種でBWDをこのイラスト通常SRで入れておけばここまでは荒れなかったと感じます。フレームに関してもTCG版の流用でテキスト部分のイラストつぎはぎになりかねないので仕方がないかなと思います。後は封入率の公開が実装後見てみないと分からないも原因なので今回の研究所で言及してほしかったと思います。

まぁ当ブログを見ている人は年末の段階で分かっていたから批判意見をグッと飲み込んで生暖かい目で見ているんだよねといっておきます。不遇好きはどう転んでも面倒くさい事になるんだよなぁ‥‥と年末の特報段階から分かっていたので次回はもっと良く作れよに留めておきます。

加えて更なるボルメテウスリバイバルがあるとのこと‥‥流石にお腹一杯になってきました。ここまで実質の前作主人公が主人公補正を受けると嫌う人が出てくるというのはガンダムで骨の髄まで知り尽くしているので、あ~ハイハイと流したいです。まぁ残る新規ボルメテウスは多分コイツなのでここまで批判されるほど弱くはないです。

 

流石にコイツは現代デュエプレスペックだと思う

 

次は再録で執拗なる鎧亜の牢獄の再録が決定しました。陰謀と計略の手と比較されますが1コス上がった分盾が焼ける可能性がある、赤が入って3色になっている点で差別化して使いどころはある、良い再録だと思います。ゼニスコントロールがどういう形になるかはわかりませんが無色が入って色バランスが崩れやすいので使いやすい3色カードというのは思ったより需要はあると思っています。

再録関係に関しては、NDのカードプール不足、既存種族の再プッシュが始まる時期なので増えるのかなぁと思います。その際は通用弾の85種の枠とは別で増設という形でやって欲しいと思います。狙ったカードが出にくくなるなどの弊害もありますがカードプールが増えることによる楽しさで相殺して何とかやってくれと思います。上のBWDシク再録と合わせて新規85種+再録15種という形が今のベターかなと思います。今回VRが12種と多くなっているのでそれに合わせてR以下でもいくつか再録カードがあってレジェプレ2023再録カードみたいにマナと墓地の探索廃止やモエル・ゴーやカクタスのような探索仕様に変更もあるといいなと感じました。

 

 

最期にボルメテウス以外のリバイバルに関しては‥‥バロム、アルカディアスに関しては現デュプレで実装されても強いレベルのカードが多数いるので枠の問題をクリアすれば大丈夫だと思っています。が、Eシリーズ期はEシーリズのカードが主役であってほしいという願いもあります。とはいえ、TCG版でクロニクルデッキから環境に進んで復帰勢がクロニクルの懐かしのデッキを現代改造しCSで勝てて楽しくて継続プレイするという流れもあるのでリバイバルをねじ込んでくるは今後もやると思います。この辺は勝太編の後半期から始まった施策なのでイマイチなじめていない人がいるのかなと感じます。なのでTCG版の過去という情報を知っておくというのは色々な意味で身構えるためには大事だと思います。そういえば人気投票1位のリバイバルテーマは公開されていないよね?結果発表されていたのなら情報ください。

 

今回は大会振り返りと研究所で公開された情報について語りました。不遇好きが年末に予見した通り課題多数の2023年が始まりました。そういう意味では当ブログの内容はデュエプレユーザーにとって有益な情報を発信していると思う(たまに大チョンボするときはある、例えばアガピトスとか)ので何卒Twitterでいいね、リツイートによる宣伝をお願いします。この辺僕のブログがもうちょっと認知度が上がって欲しいと思うので何卒よろしくお願いします。

そして次回はカードリスト公開での判明カードピックアップ&SRカード評価かカード修正を語るのどちらかになると思うのでよろしくお願いします。