9月16日新弾カード紹介

 

昨日PVが公開され、即多数のカードが公開されました。PVに映っていたカード、公開されたカードを見るとドラゴンサーガをデュエプレでは2弾やるのか3弾やるのかがまったく分からなくなりました。サザンルネッサンスやバトリベンジが見えたことで先へ先ジェと進んで2弾かと思わせて、カード公開で将龍剣ガイアールはグレンモルトとは別枠になり、龍覇の天啓というオリカを出してきたのでゆっくり3弾やるのかといった具合です。この辺をどうするのか22弾のカード公開で不遇好きは探っています。

 

 

制御の翼オリオティス画像

今日の1枚目は”制御の翼 オリオティス”でした。広く対応できるメタ能力持ちの小型ブロッカーです。メタ方法は相手は自身のマナコストより大きいコストのクリーチャーを出したらのそのクリーチャーを山札の下に置くというものです。

このメタ能力の範囲はかなり広く、一撃奪取や昨日の天啓によるコスト軽減、各種超次元、ライゾウはフレアエッグなどのコスト踏み倒しに対応しています。コストも2と軽く、後手でもマイパッド→エリートや3T目天啓グレンモルトに間に合うというのは従来のメタカードではできなかった点で強力です。

一方でマナを貯められると素通りされてしまうので4マナでエリート→ジャバジャックや7マナ以上あるとバゴーンパンツァーなどのシステムサイキック、マナを過剰に貯めてからのライゾウには無力となってしまいます。またドラグハート自体は素通りし、龍解には無力なので広く対応できるがその分浅いといった感じです。

なので長期戦では小型ブロッカーによる壁としてしか機能しないのでコイツを使うなら早期に決着を付ける必要があります。他にも2500の貧弱なパワーでブロッカーということで多くの除去に狙われてしまうのでそういう意味でも長期戦が苦手なカードです。また着地は許してしまうので出た時能力による各種除去能力で容易に場からいなくなってしまうので過信は禁物で出すタイミングなどに気を付ける必要があります。

なのでPVに映っていたサザンルネッサンスを使った高速ビートダウンでのメタカード枠として使われるぐらいかなぁと感じています。つまりTCG版と一緒です。TCG版ではドロマー超次元でも使われたりしたんですがデュエプレでは現状環境外とオリオティスから見ると採用先が減りました。

後はサザンルネッサンスがデュエプレの盤面上限と相性が悪そうという点が気になります。早期決着したいのに殴れないブロッカーに1枠割いてアタッカーを出せる枚数が減るというのはアンチシナジーなんですよね‥‥ダイヤモンド・ソードによる攻撃制限解除も今のところできないのも辛いところ。

とはいえコスト踏み倒しなどによる早期に大型獣が出てくるという事象は今後大増殖していきます。その際にはオリオティスが刺さり、自然に採用できるサザンルネッサンスを使った高速ビートダウンはメタゲームで活躍しそうです。

マナ武装について

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次のカード紹介に行く前にドラゴンサーガで登場した新能力、マナ武装の解説をします。書いてある通り自分のマナゾーンに指定文明のカードがX枚以上あると能力が発動します。能力に関しては誘発型、常在型問わずあり、カードタイプもクリーチャーと呪文両方にある能力です。

基本的にはカードの文明と同じ文明のマナを要求するのでマナ武装を使うなら単色ないし準単色構築を要求します。また単色マナ武装の要求枚数は3,5,7,9の奇数になっているのでマナ加速などで早期に使いたい場合はマナカーブを意識したいです。

能力として強いかどうかに関しては発動後のテキスト次第ということでカードごとにバラバラです。特にマナ武装7は当たりとハズレの落差が大きく条件の厳しさに反して弱いカードがあったります。

他だと条件が緩くなるのでは?という予想もありましたが緩くしたTCG版のマナドライブは(他にもいろいろありまして‥‥)ぶっ壊れが多数、偶数にすると今後登場する多色マナ武装と被ってしまうということもあるので条件はそのままで発動した際の能力が強化されるといった方向で弱いカードは救済してきそうです。

なのでうまく使いこなして(準)単色デッキを作ろうという能力です。

護英雄 シール・ド・レイユ

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2枚目は前のめりからは反対の光文明得意のどっしりとしたデッキで採用が期待できる”護英雄 シールド・レイ・ユ”でした。不遇好きの実装予想がピタリと当たったVRでの実装です。マナ武装7はほとんどのカードが名前に”英雄”を持つので俗に英雄サイクルなんて呼ばれたりしました。で、コイツのマナ武装7を達成すると出た時にエターナル・ガードが2回撃てる除去能力が発動します。

デュエプレでのエタガは条件付きドローがあるとはいえコスト4なので7マナで2回の除去+7500のエンジェルコマンドかつドラゴンが場に出るのは強い部類に入りそうです。エタガは早期に使えるメリットが大きいですがこちらはこちらで多面除去ができてブロッカーとして壁になり、光のブロッカーということでヘブンズ・ゲートにも対応しているというメリットがあります。

これに加えて出た時から次の自分のターン初めまでパワーが0以上なら破壊されないという能力が追加されTCG版から強化されました。TCG版でもマナ武装7のクリーチャーたちの中では強い方だったシールドレイユに強化が入ったのは意外です。破壊以外には無力ですがマナ武装とは別の能力でアルファリオンや今後を考えると場持ちが良いエンジェルコマンドのブロッカーというのは大事なので良い強化だと思います。

後は採用先があるかなのですが、やはりデュエプレではエタガが4枚使えるというのは大きな壁になりそうです。軽くて条件が無いエタガより優先されることは少なそうなのがコイツにとって辛いところ。一方でアルファリオン、おつかい、ロードリエス、エルドラードとヘブンズ・ゲートのデッキはすでに準白単構築ですんなり組めてマナ武装7の達成が比較的容易という追い風もあります。強力なライバル呪文はありますが光文明では貴重な多面処理が可能な除去カードとして上手く使いたいカードです。

 

純白の翼 キグナシオン

          

 

3枚目は”純白の翼 キグナシオン”でした。事前告知通りにYouTubeのデュエプレ公式チャンネルのコミュニティの方でも新カードを出すよといっていたのでそちらで公開するのは良いのですがカード画像を掲載させるだけの手抜き仕様なのはどうなのよ?と苦言を呈することから語ります。というか最低限、これまでのカードと同じようにカード能力を掲載したパネル作って掲載しろといておきます。

スペックに関してはTCG版と一緒で破壊されたらそのターン中は自分の盾が全てSTになります。破壊された時なので破壊された後に追加された盾はSTにならない点、破壊以外の除去では誘発しない点に注意が必要です。

ビートダウンに対する抑止にはなるのですが光文明にはビート抑止のカードとしてヘブンズ・ゲートがありコイツを使ってまでビートメタしたいのかといえばそうでもない。軽さを生かしたいがそうなるとビートダウンよりの構築になりプレイヤー攻撃できないデメリットを背負ってまでメタ能力として強いオリオティス程の抑止力は無い‥‥とまぁ色々噛み合っていない1枚。ついでに純白という名前でバニラかと思いきや能力はあるんですよね‥‥

とまぁ噛み合いが悪いので使われないだろうなぁというカードです。蛇足なんですがコイツはドラゴンサーガのカードではありませんでした。新シリーズ顔見せカードとしてE3最後の弾で登場しました。なのでデュエプレ21弾で実装するカードだと予想していたのですがバロンアルデ&ヴァルハラナイツが先に実装されコイツが後になりました。で、21弾で実装されなかったから未実装になるのでは思いきや22弾での実装が確定しました。

エバーズ&エバーラスト

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シールドレイユ以外が小型クリーチャーということでSR枠はVRから昇格したサザンルネッサンスかな?と思っていたらビクトリーの”龍覇 エバーローズ”&”不滅槍 パーフェクト”/”天命王 エバーラスト”が公開されました。

 

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まずエバーローズに関してはTCG版と一緒で6コス4000のブロッカー、出た時に光4コス以下か全文明2コス以下のドラグハートを出すことができます。

呼び出すドラグハートとしては基本的には不滅槍パーフェクトになりそうです。2コスドラグハートに関してはエバーローズ単体で機能しそうな赤と黒、青はいいとして白と緑は付与効果が意味ないです。

コイツの長所はブロッカーを持っているということでヘブンズ・ゲートから出せるというのが大きいです。パワーは心もとない4000ですがそこはドラグハートでカバーしクリーチャーを並べて不滅槍パーフェクトの龍解を狙っていくというのが基本戦術です。

 

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不滅槍パーフェクトはTCG版からは龍解条件が緩和され自分の場に4体クリーチャーがいれば龍解するように強化されました。デュエプレでは盤面上限がある事、ヘブンズゲートがあるとはいえ5体要求は厳しかったので4体になったのは良い強化です。加えて横展開できるヘブンズがすでに実装済みなので龍解条件の緩和と合わせてヘブンズゲートでエバーローズ含めて4体を盤面に出すことはTCG版より簡単になっています。

除去耐性も破壊以外と独特ですが刺さる相手には刺さり、龍解まで装備したクリーチャーが場に残らなければならないウエポンの弱みを潰す効果になっています。

龍解タイミングは自分のターン終わりということで場に3体いたらエバーローズを出してそのままターンを終われば龍解出来るので相手の妨害を乗り越えて盤面にクリーチャーを並べていれば龍解できます。

 

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龍解後のエバーラストは光のドラゴン限定だった破壊以外の除去に対する耐性が自分の全光クリーチャーに適用範囲が広がり強化されました。22弾だとまだ光のドラゴンの数が多くなく、天門軸で使おうとすると必然ドラゴンの無いエンジェル・コマンドが主軸になるので良い強化です。

もう一つのブロッカーの攻撃制限解除は生かそうと思えば生かせるが腐りやすい能力です。生かすなら小型ブロッカーを並べてどうにか6マナまで到達して龍解を狙う構築になります。腐るのは天門軸で、大型ブロッカーの殆どは元から殴れるので意味がない。加えて分かりにくいですが攻撃制限解除は能力限定で勝利プリンの付与型の攻撃制限は解除できない裁定がTCG版にあるので気を付ける必要があります。

 

最期にエバーローズ/エバーラストをどう使うかのまとめですが、大きく分けると2つになりそうです。

一つは天門に組み込む構築。ヘブンズや天門で展開しエバーローズを出して龍解していく構築。こちらは既存の天門にエバーローズを入れればOKでエンジェルコマンド軸なら多面展開からのアルファリオンと合わせて勝ちにくことができます。

もう一つは小型獣をならべて6マナまで到達して龍解を狙う構築。マナ加速やドローをしながら小型獣を並べて6マナでエバーローズを出して龍解を狙う構築です。

どちらでも光の優秀なブロッカーや今日公開された小型獣を使えばエバーローズをDだすところまでは容易に耐久できて、場のクリーチャー4体も文明指定がないので工夫の余地がたくさんあります。色々な方法で龍解を目指すデッキを組んでみたいカードです。

終わりに

今日は光文明のカード達が公開されました。デッキとしては後ろ向きな天門軸といういつもの戦術に加えて22弾からはサザンルネッサンス軸の小型獣主体のデッキも環境に挙がってきそうです。TCG版を考えると22弾だけでなくそれ以降もどんどん強化が入っていくテーマなのでカードはしっかり集めたいです。毎日カード紹介の記事をする予定です、この記事が参考になったらX(Twitter)でのいいねや宣伝よろしくお願いします。