11月16日新弾カード紹介

 

昨日で23弾のカード公開は5日目が終了5文明一回りして今日から2週目に入ります。特に闇文明は目玉カードがPVで映らなかったのでもう1枚のSRが気になるところ。いつ公開されるのか楽しみに待ちつつ今日、公開のカードを見ていきます。

 

二刀流トレーニン

 

今日の1枚目は”二刀流トレーニング”、紫電の2回攻撃能力を1体に付与する呪文です。

PVに映っていて、ここで紹介されてよかったねなカード。攻撃時に発動する能力を2回発動させることができるを生かして上振れコンボカードとしてネタデッキなどで使うカードです。

一応鬼丸「覇」やドラゴンフレンドカチュアなどネタに収まらなさそうなコンボもあり、2マナと1枚手札を追加して上振れを狙う事もできなくはないですが、この呪文を入れることで他が犠牲になるデメリットがあるのでガチデッキで大真面目に使う事は少ないと思います。PVに映って事前公開してもらい、実装されることに感謝のカード。

 

 

スーパー・エターナル・スパーク

 

2枚目は”スーパー・エターナル・スパーク”でした。エターナル・スパークのスーパーカード版で5マナのST呪文で相手の6コス以下のカードを盾送りにします。

TCG版では自分のクリーチャーも盾送りにできて場にいるST獣を仕込むことができましたがデュエプレでは相手限定になりできなくなりました。TCG版と違ってミケランジェロなどの盾追加と大地を組み合わせてスパークやクロックで耐久し続けるデッキが定期的に環境に出てくるのでこの呪文でクロックを使いまわすのは駄目だろうという判断は妥当だと思います。

なのでデュエプレではまっとうにカード指定除去として使うことになります。光文明にしては珍しSTで除去を放つことができ、5マナという手打ちに収まるマナコスト、ほとんどのフォートレスを除去できる除去範囲なので除去カードとして見ると悪くありません。ただ、クリーチャー除去として見ると1コス下にエタガがあるのでこの呪文を使う場合はSTとカード指定除去という部分を生かす必要があります。

光文明としては珍しい除去STでフォートレスなども除去できるを生かして採用したい呪文。カード指定除去で小回りが利き、いぶし銀な活躍が期待できる除去呪文です。

 

聖鐘の翼 ティグヌス

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3枚目は”聖鐘の翼 ティグヌス”でした。2コス3000という光文明によくいる盾へ攻撃できないブロッカーの基本スペックにハンデスメタ能力を持っています。デュエプレでは相手のカードの能力または効果のハンデスメタになり、ドラグハートなどのハンデスにもメタを張ることができるようになりました。名前からも分かる通りベルリンが単色になったようなカードで選ばれない能力は無くなりましたが単色デッキで採用できるようになっています。

2マナと軽いので除去に気を付けつつ、タイガニトロへのメタとして使えるカード。っ盾操作が5マナのエメラルーダになりそうなヘブンズ・ゲートのデッキだとハンデスメタ兼エメラルーダ着地までの耐久をするカードとして採用が検討できそうです。他にも龍王アガピトスのデッキでは序盤の小型獣の選択肢になり、攻撃できないもエバーラストで解除可能で2コスクリーチャーの選択肢になってきます。

2マナ3000のブロッカーなので非常に除去されやすいですが手札管理がやや厳しい光単デッキではハンデスメタ兼序盤の小競り合いを凌ぐには優秀なのでハンデスが流行った時に採用したい小型クリーチャーが実装されます。

 

不敗英雄 ヴァルハラ・グランデ

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不遇好きはSRで実装と予想した”不敗英雄 ヴァルハラ・グランデ”はVRでの実装となりました。ラローゼブルエをVRで予想していたのでちょうど入れ替わる形になりました。未実装になってしまうのが一番残念なので実装されてとりあえずホッとしています。

コストや種族、パワーやブロッカー、WBと出た時に相手2体をフリーズまではTCG版と一緒。変わったのはマナ武装9がマナ武装7に緩和されて強化された代わりに、マナ武装で発動する敗北回避能力に山札が1枚以上という制限が付き弱体化しました。なのでTCG版のようにLOすらも無効化してゲームを続行することはできません。

基本的にはマナ武装を度外視して使うカードで、ヘブンズゲートから出して相手2体をフリーズ3面止めて窮地を凌いだりタップキルをするクリーチャーです。種族も天使龍なのでアルファリオンのG0にカウントされるなどヘブンズ・ゲートで使ってくださいなブロッカーです。

マナ武装7になったことで発動しやすくはなりましたがそれでも条件が厳しい事には変わりなく発動させるのはなかなか大変です。また他の敗北回避と違い常在能力なので場に居続ける限り敗北回避が可能でグランデを除去するか白マナが減らない限り負けることがありません。場持ちもラローゼで呪文に選ばれなくする、アルファリオンでクリーチャーの除去を撃たせにくくするなどで何とかすることも可能で、ヘブンズ・ゲートというデッキではいずれのカードも採用しやすく、並べることは不可能ではありません。

フリーズ能力で堅実に使っていくブロッカーとして使い、運良く敗北回避出来たらラッキーというクリーチャーです。ヘブンズ・ゲートのデッキなら無理なく採用できるのでタップキル戦術を強化したい時に採用を検討できそうです。

 

 

純潔の翼 メダロス

          

 

コミュニティの方で公開されたのは”純潔の翼 メダロス”。マナ武装3と5を持つサイクルの光文明担当で、マナ武装3で攻撃時に相手1体をタップ、マナ武装5でパワーが0以上の時に場を離れない能力を持ちます。

いずれの能力も龍王アガピトス、サザンルネッサンスと相性が良く、相手1体をタップは邪魔なブロッカーを寝かして攻撃を通したりタップキルの標的を作れます。除去耐性も最後の詰めとして使えて、ダイレクトアタック要員として多くのSTを無効化することができます。

一方でパワーが2000と低く、パワー低下除去でさっくりと除去されてしまいます。22弾環境では黒単がイマイチということで使われなかった魔狼月下城も23弾で黒単が強化されると使われる頻度も増え、パワー-3000でメダロスを除去してきます。他にも闇文明は定期的にパワー低下除去のカードが出てくるので除去には強気に出られるが過信は禁物です。

詰めの打点として優秀で小型光獣を並べるデッキに嬉しい強化が入りました。

 

龍覇 セイントローズ&天獄の正義ヘブンズ・ヘブン/天命賛華ネバーラスト

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ここまで来れば今日の目玉カードは勿論”龍覇 セイントローズ”&“天獄の正義ヘブンズ・ヘブン”/”天命賛華ネバーラスト”です。あてこするようですがDS期は2弾構成だから23弾でこのセットはSRでビクトリーにロージア&エンドレス・ヘブンという予想がマシュマロに送り付けられてきましたが、そんな事あるわけない。セイントローズとヘブンズ・ヘブンがビクトリーで23弾の目玉枠です。

まずセイントローズはコスト、パワー、ドラグハート呼び出し範囲はTCG版と一緒です。本当に些細な強化として光ドラグハートがあればブロッカーを得るがセイントローズ以外のドラグナーにも適用されるようになりました‥‥現状、コイツを使うデッキに小型ドラグナーは入らないので強化になっていなんだよなぁ。他細かいところですが5コス以下の光ドラグハートということでクリーチャー面のウルティマリアをウエポンを介さず直接場に出すことも可能です、一応覚えておきましょう。

エバーローズと比較すると素でブロッカーを持たなくなり、他文明のドラグハートも出せなくなりましたが5コスの光ドラグハートが最大の強みです。パワーも6500でWBを持ちそれなりの打点を持っています。天門からは出ないですが、出せたら少し強すぎるので仕方がない、7マナしっかり溜めて召喚しましょう。

 

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セイントローズから主に呼び出すのはセットのヘブンズ・ヘブン。ヘブンズの名が示す通り自分のターン終了時にブロッカーを1体踏み倒す強力なドラグハートです。加えてこのブロッカー踏み倒し能力は非進化も文明の指定もないので進化元さえあれば進化獣のブロッカーも出せて、他文明のブロッカーも出すことができます。前者は22弾のバラディオスを踏み倒せる、後者は現TCG版で活用され、従来のヘブンズゲートでは不可能だった踏み倒しが可能になっています。

呪文メタは光以外のコスト+1とささやかでオマケ程度。ブロッカー除去は手軽なのであんまり効果を実感できる機会は少な目。

龍解条件は自分のターン開始時にブロッカーが3体以上あればクリーチャー面になります。踏み倒し同様、こちらも文明指定がないので他の文明のブロッカーもカウントされます。後はどうやって並べるかですが、まずコイツが場にいるのでセイントローズはブロッカーとして数えることができるので必要なのはあと2体。デュエプレにはすでに天門の精霊ヘブンズがいるのでターン終了時にヘブンズを出して追加のブロッカーを出せば除去が来なければ龍解します。

なので龍解条件を満たすのはヘブンズ・ゲートのデッキなら容易で、除去対策もラローゼブルエ、シールドレイユと相性が良いブロッカーがいます。後はコスト踏み倒しメタは‥‥エタガかSエターナルスパークで何とかしましょう。

 

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フォト―レス面のブロッカー踏み倒し能力が一番の目玉ですがネバーラストになったクリーチャー面も侮れません。基本はTCG版と一緒でネバーラストが場にいると自分の光獣は全てのバトルに勝つようになり、5コス以下の非光呪文を完封します。すべてのバトルに勝つはスパークなどでのタップキルで役立ち、呪文封殺もささやかですが各種超次元呪文や吸い込む、エウルブッカや魔狼月下城などそれなりな範囲を止めることができます。

エスケープはキーワード能力ではなくなりましたが破壊耐性は健在でパワーが0以上の時に盾を手札に加えることで破壊を回避できます。コットンと違いターン1回の制限がないので盾の枚数分破壊を免れることができます。ただ、この破壊耐性が強制化かつ回収する盾がランダムになったのは思ったより大きな弱体化。というのも採用先のヘブンズゲートは盾にヘブンズゲートを盾に仕込むことが多く、ランダム化によって仕込んだ盾を回収して防御プランが崩れるというのは非常にストレス値が高いんですよね‥‥不遇好きとしては操作の手間やテンポロスを承知で任意で回収する盾は選べるべきだとここで苦言を呈しておきます。

後は破壊耐性があるのでネバーラストには龍回避が無いです。なのでマナ送りやバウンスなどであっさり場を離れてしまう点には注意が必要です。とはいえ龍解していたら横に3体ブロッカーがいるので全体バウンスなどを食らわない限り盤面が完全崩壊することは少ないです。

採用デッキとして見ると破壊以外の除去耐性や呪文ロック範囲の狭さはアルファリオンを使えば大体解決します。エンジェルコマンド&エンジェルコマンドドラゴンには相性が良いブロッカーが沢山いて横展開も容易になっています。多分23弾環境で対ビートダウンとして大いに活躍すると思います。

 

まとめ

光文明の切り札が公開されました。不遇好きのTCG版現役時代の思い出を語るとヘブンズとカイザルパーラ(多分革命編期に実装される)を使って大量展開する天門デッキを使っていました。ループはしない健全な型で最後にアルファリオンを並べてフィニッシュしていました。不遇好きがアルファリオンにこだわるのがこれが原因。後はその天門デッキには1枚だけネプチューン・シュトロームを入れていました、エンジェルコマンドが大量に並ぶので進化GVが容易で足りない除去を補えるので採用していました。なのでブン回るとネバーラスト、アルファリオン、ネプチューンが並び相手の盤面を更地にして呪文封殺、コスト増加で相手は何もできなくして投了させていました。ADでどこまで天門が強いかは不透明ですがネプチューンという選択肢はデュエプレでもありなのでは?と思わなくもないです。

そんな思い出の中心にあったカードが公開された日でした。この記事が参考になったらX(Twitter)でのリポストやいいね、宣伝をよろしくお願いします。