9月21日22弾実装カード紹介

 

昨日までで”強いカード少なくね?”という意見がちらほら見られました。今日の生放送でQEDとチェインレックスの動きが紹介され、とりあえずのサンプル構築としてここからスタートしそうです。

不遇好きにはQEDの構築カラー、龍解方法共に想定していたのと同じだったので一安心しました。後は踏み倒すカードが色々選んでいく感じになりそうです。チェインレックスに関してはキリューを使った奇襲プランの動きは今回は無しということで実装後にあれこれ試すことになりそうです。

そして今日の公開カードは22弾本命の1つ、黒単関係のカードが公開されました。

 

 

ミラー怪人 ドテラバラ

 

まず1枚目は”ミラー怪人 ドテラバラ”です。相手ターン中に相手が呪文を唱えたら1ハンデスをするメタクリーチャーです。TCG版ではセルフハンデスでしたがデュエプレではランダムハンデスに強化されました。

ドラゴンサーガ最初の弾では呪文メタ能力を持ったクリーチャーが多数登場しました。赤の爆鏡ヒビキとこのドテラバラは使われました。何で実装したのかといえば相も変わらず強いビッグマナ&ガチャデッキを止めたいという意思の表れです。この辺E3のゴッドノヴァ&ドロンゴ―関係でないあたりから色々察することもできます(閑話休題

コストが3ということで初動のライフピクシーなどに間に合わないですがその後に来る各種呪文には対抗することができます。ランダムハンデスなので永遠龍を引く可能性が低くなり、シャワーやリュウセイホールのバリューを下げることができます。また唱えた時点で反応するので吸い込むやリュウセイホールで除去されても最低限1ハンデスを放つことができます。

システムクリーチャー故の脆さや刺さらない相手にはバニラという難点はありますが呪文が多いデッキが流行っているときには採用したい1枚です。

 

魔狼月下城の咆哮

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次はドラゴンサーガの黒単を支えたST呪文”魔狼月下城の咆哮”です。普通に使うと5コスのST、相手1体を-3000だけですが、マナ武装5を達成するとデーモンハンドが追加で発動します。マナ武装5かつこの呪文のコストが5ということで黒単では非常に強力なST呪文です。

マナ武装を達成していない時、すなわち序盤にSTしても速攻、アグロ相手にはパワー-3000が完全に腐ることはほとんどないのでマナ武装を達成していなくてもSTで唱える意義はかなり高いです。加えてマナ武装達成時はパワー-3000と確定除去は別々なので小型1体と大型1体の2面処理が可能です。黒のST呪文で多面除去ができるのはこれまでほとんどなかったのでそういう意味でも革新的なST呪文です。加えてパーフェクトマドンナ、リリィを除去できる気軽な呪文でもあります。

また、デュエプレのNDではミカドホールがスタン落ちしておりミカドガイアール、ミカドガンヴィートの除去プランが取れません。なので中盤の除去をコイツで担う場面もTCG版より多くなりそうです。

腐る場面がほとんどない強力なST呪文が実装されます。多分年末のレジェプレで再録され、いつもの5守護ST呪文の闇文明担当になると思います。

蛇足というか愚痴に近いですが派生の裏切りの魔狼月下城の方が強いだのそちら出せなどといわれていますがこっちもしっかり強いんだから文句言わないの‥‥というかコイツで弱いとか言っていたらどんなカードなら納得するのよ‥‥

 

凶英雄 ツミトバツ

 

3枚目は闇文明のマナ武装7の英雄サイクルから”凶英雄 ツミトバツ”が公開されました。TCG版ではマナ武装7で相手獣全てをパワー7000する能力だけでしたがデュエプレではスレイヤーと相手の低コス呪文をハンデスする能力がマナ武装とは別で追加されました。

スレイヤー能力はオマケとして呪文をハンデスする能力ですが、ここまでしてビッグマナをメタらなければならないのか‥‥と当時のTCG版がアレなのかデュエプレでもそうなってしまったと嘆くべきなのか微妙な表情になる能力追加です。

メインのマナ武装7のパワー低下ですが、世間ではビートダウンに間に合わないからイマイチという評価です。が、このカードのパワー低下能力はビートダウンを止めるカードではありません。グレンモルトやジャバジャックを除去するためではなく四つ牙やバゴーンパンツァーを除去しに行くカードです。

想定としてはタイガマイトやドテラバラのハンデスでビッグマナの動きを止め、状況を打開すべくリュウセイホールの1ドロー+四つ牙ないし1ブーストバゴーンパンツァーに対するカウンターとしてツミトバツは運用想定されていると思います。こちらならチャージャーとハンデスを絡めれば間に合う範囲になると思います。更にリュウセイホールの1fドローが呪文だったらツミトバツでサイキック獣を消しつつハンデスできる‥‥仮想敵が違うのだよ仮想敵がという運営の声が聞こえてきます。

とはいえサイキック獣を除去するなら魔狼月下城の咆哮でもOKだったりするので7マナというコストの重さを踏まえるとツミトバツはサポート、除去に厚みを持たせるカードの選択肢でとして使いそうです。

 

オタカラ・アッタカラ

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4枚目は”オタカラ・アッタカラ”でした。TCG版と同じ出た時に山札の上2枚を墓地に置く小型クリーチャーです。

能力的にはアツトやテスタロッサの実質的な下位互換ですがこちらは黒単、種族をファンキーナイトメアを生かして使います。ゴートゥヘルのリアニメイト先になったりなどが主な役割です。

ナイトでもあるのでナイトマジックを発動させるカードとして変な事は出来そうです。ソウルキャッチャーで墓地回収したり、3マナでグローリーゲートを唱えたりなど低コストであること生かせば使えそうです。他にもキューブリックが4枚使えるので青抜きというのはあまり主流ではないですが墓地ソースの墓地肥やしカードとしても運用出来ます。今だとブルースをメインで使う墓地ソースは特攻ジェニーのスタン落ちで2コスカードが不足しそうなのでコイツを使ってリペアするのかもしれません。

山札の上2枚という不確実性の多い墓地肥やしカードですが軽さと種族を生かして使いたいです。

 

パニッシュ・チャージャー

         

 

続いては”パニッシュ・チャージャー”です。4コスチャージャーで効果はセルフハンデス1枚です。ドテラバラやダイガマイトがランダムハンデスになったからこの呪文もランダムハンデスに強化されるというのは夢を見過ぎました。

セルフハンデスでマッドネスを引きがちという欠点に目をつぶれば強そうなのですがTCG版ではあまり使われませんでした。というのも黒単はボーン踊りなどを使った3→5→7の動きによるテンポプランと4コス帯は解体ジェニーやホネンビーという強いカードがあったのでこの呪文が割り込む余地がなかったです。

ランダムハンデスならウルボロフがコスト6で‥‥といえたのですがセルフハンデスのまま‥‥がデュエプレではボーン踊りに対する信頼性がTCG版より低そうなのでこちらを試す人がいる可能性はあります。加えてこれで黒のチャージャーがNDで最大8枚体制になるので何としても速度を出したいという場合は使われそうです。

 

ポーク・ビーフ

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ブタなんだかウシなんだかよく分からないマンガ肉なクリーチャー”ポーク・ビーフ”も実装されることになりました。TCG版の攻撃できないブロッカーでバトル後に自壊、破壊されたら1ドローに加えてST能力が追加されました。

淡泊なカードですが能力が噛み合っていてブロッカーとして壁になったり攻めてこない相手には自壊カードと合わせてデッキを回転させたりと地味ながら使いどころのあるクリーチャーでした。

デュエプレではSTが追加され受け札としての性能が高まり、次に紹介するオリジナルカードによってリアニメイトも可能になるなど運用の幅が広がりました。

黒単の小型ブロッカーはセルフハンデスのザビバレル、墓地肥やし&手札補充のホネンビーとライバルは多いですが種族とSTを生かすことで採用しやすくなりました。

 

クスクス・ハッカ

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オリカのファインキー・ナイトメアの”クスクス・ハッカ”が公開されました。能力は攻撃できないブロッカーで破壊された時に墓地から3コス以下のファンキーナイトメアをリアニメイトできます。

ブロッカーということで最低限の壁になりチャンプブロックからリアニメイトに繋がるカードです。リアニメイト候補は受けを重視するならポークビーフ、墓地を肥やすならオタカラアッタカラ、ハンデスのタイガマイトとそれなりに種類があります。加えてファンキーナイトメアは次弾以降でも多数登場するので将来性もあります。

 

 

相性が良いのはこの辺。次弾で実装されそうなのはボンバク・タイガ、チャンプブロックで1体止めた後にパワー-3000を放ち2体止められます。バグ丸君はスレイヤー付与のカードがあれば大型も止められるようになり、ドクロ・ベーヤンは墓地回収でクスクス・ハッカを回収し使い回せます。難点は革命Fのカードということで実装が少し先になるのとドクロ・ベーヤンは単体でそこまで強くないので実装が未確実なところ。そしてスタン落ち後にいつ実装されるか分かりませんがベラドンナは自ら墓地へ行き、マナ加速とハンデスで堅実に動くことができます。

破壊された時ということでバウンスやマナ送りに弱いですが自壊コンボなどで盤面が減るというデメリットをカバーしてリアニメイト先で色々出来るグッドカードが登場しました。

 

龍覇 ウルボロフ&滅殺刃ゴー・トゥ・ヘル/魔壊王デスシラズ

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ビクトリーのドラグハートセット最後の1枚”龍覇 ウルボロフ”&”滅殺刃ゴー・トゥ・ヘル”/”魔壊王デスシラズ”が公開されました。すべてTCG版と同じ能力です。

 

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まずはウルボロフですが6コス4000のスレイヤーで6コスドラグナー共通のドラグハート呼び出し能力を持っています。基本的にはゴー・トゥ・ヘルを出すことになりますが、白のウルオヴェリアを装備すればスレイヤーブロッカーに、グリージーホーンを装備すればスレイヤーのアンタップキラーになるという点はバリエーションとして使えそうです。

成長した後のヘルボロフの方が有名で強いということもありこちらはDSの序盤でしか使われませんでした。が革命編の中盤でデュエにゃん皇帝が東女するとその能力で出せるファンキーナイトメアの中では一番強いということで再び使われるようになりました。手順は省きますが例によって例のごとくループするのでデュエにゃん皇帝の能力に調整が入る可能性があります。

先のことは一旦置いて、22弾では黒単の切り札としてウルボロフは使われそうです。

 

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ドラグハートの方ですがまずゴー・トゥ・ヘルは装備時に5コス以下のファンキーナイトメアをリアニメイトできます。現状公開されているファンキーナイトメアはウルボロフ以外全員コスト5以下なので墓地から釣り上げることができます。オタカラアッタカラやボーン踊り、ホネンビーなどを駆使してウルボロフ着地前に墓地にファンキーナイトメアをセットしたいです。

龍解は他のドラグハートと違い、ターン終了時に任意かつ無条件で龍解することができます。そして龍解しクリーチャー面になった後に4体自壊と1体除去が発動します。なので龍解後のデスシラズを場に残したいのであれば場に4体クリーチャーが必要です。ウルボロフとゴー・トゥ・ヘルのリアニメイトで2体は即用意できるので後2体あれば場にデスシラズが残ります。そうでない場合はデスシラズもろとも自壊します。ただ、龍解すること自体は可能で、相手1体破壊も独立した能力なのでとりあえず6マナの確定除去として使うこともできます

盤面に4体いないと残らず、その後の相手ターンで除去されないというやや厳しい条件を乗り越えてようやくデスシラズのリアニメイト能力が使えます。リアニメイト範囲はゴー・トゥ・ヘルから超強化され非進化の闇クリーチャーなら何でもOKになりました。墓地肥やしであらかじめ墓地にセットした大型獣、リュウセイインザダークやデッドリュウセイ、多分マナ武装7に到達しているのでツミトバツを出しても強いです。そうでなくても龍解時に自壊させたクリーチャーを呼び戻して堅実に戦線を維持したり、ウルボロフを出して2枚目のゴー・トゥ・ヘルで横展開するのも強いです。

ウエポンとして出た時、龍解するとき、攻撃する時にそれぞれ能力のを使いこなし勝利をつかみ取るドラグハートが公開されました。

 

終わりに

公式生放送にて黒単デッキの雛型が紹介されました。TCG版でも前期の黒単はあんな感じでした。無いのはミカドホールwithサイキック獣と特攻ジェニーです‥‥う~ん、スタン落ちって厳しいなぁと感じます。この辺年末の再録で帰ってくることを願いたいです。とはいえタイガマイトやポークビーフなどに強化が入ったりしているのでよりドラグハートを生かした動きをして勝ちに繋げられるようになっていると感じます。多分これで22弾環境のどこかに黒単は存在すると思います。

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