5月17日新弾カード紹介

新弾のカード紹介が始まって1週間が経過、公式生放送→カードリスト公開→新弾実装アプデの流れの日数を考えるとカード紹介も折り返し地点。目玉のゴッド、ゼンアクはゲキメツに若干見劣りしそうですが強い事には変わりないので、普通に環境にいるでしょう。一方武者は‥‥ゴッド相手にスペックがまったく足りていません。メツ1枚で壊滅する可能性がある、大和なしではリンク前のゲキ、メツ、ゼン、アクすら打ち取れずリンクされたらお手上げとアッパー調整される未来しか見えませんね。後、キリンは‥‥色々な意味で元が元だからしょうがないネ!とまぁSRのカードパワーに差があり過ぎるような9弾、果たしてこれはだ丈夫なのか、残りの発表に期待して今日のカードを見ていきましょう。



 本日最初の1枚は斬撃虫ブレードワームが発表されました。TCG版と変わらずマナの文明の数×1000のパワー低下を放つワームです。
最大パワー低下は5000ですが5Cは基本フェアリー・ミラクルを中心にマナを伸ばして大型カードを押し付けるのでこういう細かいカードは使わないので5Cで使われるカードという訳ではないです。現デュエプレ環境を考えると3000~2000ぐらいのパワー低下でも十分なので2、3色を使ったコントロール系のデッキなどで使われそうです。
 具体的にはゲキでリアニメイトもできるので赤黒軸のゲキメツなどに入りそうです。もちろん種族:パラサイトワームなのでナーガの種になります。じゃあ、今のナーガにこいつを入れたら劇的に強くなって環境に戻ってくる…というのはないかなぁと思います。アガピトスやメツがいないのならワンチャンありそうなんですけどね‥‥あの2枚どうにかならねえかなぁ(ゲキメツにCip搭載、ゼンアクCipなしはいかんともしがたい差が生まれて嫌なんだよね)。
総評すると無難に使えるパワー低下クリーチャー。優良カードで戦術などで噛み合うデッキには入るって感じだと思います。

 本日2枚目は”闘竜麗姫アントワネット”が来ました。TCG版マッドネスデッキでマッドネスの起爆要因として使われたカードの実装が発表されました。

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 という事でデュエプレでもマッドネスデッキの起爆カードとしての活躍を期待したいのですが、起爆カードとして考えると実質弱体化という調整になってしまいました。
 さて、なぜ弱体なのかというとバウンスの対象がランダムになったは影響がないとは言えないですがあまり関係ありません。最大の問題点は能力の選択ができなくなったこと。TCG版ではバウンスか手札交換か選べたため自分のターンに破壊された時、自分のターンなためマッドネスが起爆しないので手札にマッドネスクリーチャーが少ないなどの理由がない限りはバウンスを選択して手札を守っていました。それがデュエプレでは両方発動になってしまったため、手札にマッドネスを貯め込んでいるときにアントワネットで殴るというセカンドプランが取りにくくなってしまったからです。殴ってうっかりSTで破壊されたらマッドネス計画がおじゃんになる可能性を考えると使いにくくなってしましました。
 それでもマッドネスデッキでは使われそうです。なにせアントワネットを置いておくだけで超強力ゴッドの片割れメツを抑止できるのですから。Cipの2000火力でアントワネットが破壊されマッドネスが起爆するので。他、ゲキメツリンク時でもブロックされた時のオールハンデスもマッドネスの起爆にできるのでハンデスが弱くなったデュエプレですが、ゲキメツに強いという新しい地雷要素を持ってくることができました。無論、アポディに巻き込んでの起爆も可能で盤面を並べることが多くなったデュエプレではこちらでの起爆も十分視野に入ります。
 一方マッドネス以外のデッキはと考えると手札交換が強制なので入るデッキが限られちゃうんですよねぇ‥‥強いて考えると種族にティラノがあるのでダンジェンやボーンブレイドのために墓地肥やしができるあたりでしょうか。3色になってしまいますがゼクスと合わせれば一応8枚体制になります。それでも破壊された時のアントワネットは使いにくいよなぁ‥‥

 本日3枚目は”ペリオンブレス・ドラグーン”が発表されました。
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 TCG版ではこいつが攻撃したら後続も強制攻撃、相手ターン中にこいつがタップされていたら相手クリーチャー全てをブレイズ・クロ―状態にするという能力がデュエプレではすっきりと敵味方全員強制攻撃能力付与と分かりやすくなりました。まぁ強化とは言えないんですよね~TCG版ならこいつが殴らない=攻撃回数を調整できるだったのが常在効果になったので全員突撃になってしまったので。
能力的にはデュエプレ初の全体に強制攻撃付与カードなのですが色々惜しいです。強制攻撃を生かすならバルホルスって考えるのですがバルホルスがプレイヤーへ攻撃できるようになった&こっちの能力が常在能力になったのでバルホルスも強制攻撃しタップ状態になるので別途ターン終了時にアンタップするという効果を付与する必要性が生まれました。TCG版なら後々自分のクリーチャーをタップするカードが登場して無限ブロッカーとのコンボが比較的簡単になったのですがデュエプレではそうもいきません。他、考えられるのはリドロが攻撃できないブロッカーなので相手にパワー3000以上のクリーチャーが場にいる時にこいつを出せば強制攻撃をブロック→マッドネス起動ができるので使うならこの使い方になりそうです。まぁその算段は現環境対面率50パーセントを越えるアガピトスによってリドロがタップされてマッドネスが起爆できないという事が頻発しそうなので使うタイミングが非常に大事で雑に使うと負け筋生産機になります。コストは重いものデュエプレ初の強制攻撃付与カードとして後釜のカードが来るまではアイデンティティを維持し細々と使われるでしょう。少なくともTCG版よりは使われそうです。
 後、細かい事ですが白の”相手プレイヤーを攻撃できない”能力を持った小型ブロッカーは相手の場に1対でもタップクリーチャーがいればそのクリーチャーに激突することになります、気を付けましょう。

 公式発表のカード2枚がマッドネスを想起させるカードという事で本日ラストもマッドネス関係”霊騎秘宝ヒャックメー”が発表されました。まさかのマッドネス起爆方法特集です。

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 登場時自分の手札を全て捨てるという絶大なるデメリットと引き換えに3色5マナ8000ST付きのWBというサイズを持ったカードです。
 STという相手のターン中に場に出せる自分の手札を捨てるクリーチャーという事で用途はマッドネス起爆一択です。というより他の使い方があったら教えてくださいのレベルです。
 で、問題はというといかにヒャックメーを盾に仕込むかです。TCG版では主にアクア・スーパーエメラルが使われましたが、コイツがデュエプレに来るにはちょっと厳しいので他を考えましょう。とりあえず考えられるのは現状、バイケンがいないので受けはトリガーかブロッカー頼み、アントワネット自爆用のアポディを考えるとホーリー・メールで仕込むわ割と現実的(ただしALL専)。白マナもヒャックメー、アポディ、サンフィスト(ALL限定)、セフィア・パルテノンと色を用意することは簡単です。もう一つはアントワネットの種族スプラッシュ・クイーンに注目してマーシャル・クイーンで仕込む。この二つが現状のデュエプレでヒャックメーを盾に仕込む主な方法になりそうです。
と起爆方法が多彩になったマッドネスデッキですがヒャックメーでカウンターとなると、過剰打点で押し切られて返しのターンが来ないという問題を解決するバイケンが未実装な事です。ブロッカーのマッドネスは2種あるもののチャンプブロックでしのいでも打点が減ってしまうので返しの総攻撃で勝ち切ることが難しいという課題が残ります。なのでヒャックメーに頼り切らない構築を考える必要があるのかなぁと思っています。


事前予想でヒャックメーはVRになるのでは?という予想がピタリ的中しました。アークデラセルナとサンフィストがスタン落ちしますがアポディを生かしやすいゲキメツに強そうという強みもあるので多分環境の地雷デッキとして相手の精神をゴリゴリ削る対面したくないデッキという立ち位置をTCG版と変わらず確立しそうです。まぁマッドネスが使用率でトップにはなりません、一方で刺さる環境になるととた大会で結果を残すまさに地雷デッキの代表です。またスタン落ちを考えるとALLの方が明確に強いとレギュレーション差も顕著になりそうです。
以上今日の新弾カード紹介、地雷デッキ、マッドネス強化の会でした。頑張って毎日新弾のカード紹介をして行きます。Twitterからもチェックできるのでよろしければフォロー、いいね、リツイートをよろしくお願いします。