8月19日新弾カード紹介

カード紹介も終盤戦、ナイトはおおむね想定通りの面々が実装されることになり、スペックもほぼ想定の範囲内で一安心できるのですが、サムライ勢の多くに強化が足りないとぼやき続ける不遇好きです。

そんなサムライたちの前に闇の意外な面々を紹介していきます。まずは”ギガボルバ”から。



ここに来てデュエマ初年度からの刺客ギガボルバがTCG版と同一のスペックで実装されることになりました。能力は誰も光のトリガーを使えないという盾焼却や呪文封じではないデュエプレ初の常在効果で純粋なトリガー封じカードといアイデンティティーを持って参戦します(一応ボルバルがトリガーを使えなくする能力持ちだが自身にかかるため相手への場合初)
現環境、白のトリガーはスパーク、天門、ジャックアルカ、コロビナ―、ミューズなど多くのデッキに入っているので非常に効果的です。4コスなのでゲキやアルバトロスでリアニメイトできるなどのメリットもあり、一部の厄介なトリガー封じ札としてデッキに2枚ほど入れておくとなかなかな活躍をしそうです。
一方でデュエプレではこういうカードの調整として相手限定になることが多いですが、今回のギガボルバは自分も光のトリガーを使えなくなります。構築段階で白抜きにしておく、入れるならギガボルバをを出すタイミング見極め、必殺を狙うなど構築やプレイングを練り込む必要があります。
ここに来てのトリガー封じカード、運営もゲームバランスに対して色々とアプローチをしてきました。その意図を汲んでうまく使っていきたいです。


黒のSRの片割れはナイトだろうと予想していましたがそれも外して”黒神アマデウス”がSRになりました。



デメリット能力が重いアマデウスはマナと墓地にカード被りがなかった時にCipで確定除去を放つようになり強化されました。
一見するとハイランダー専用カードのように見えますが、マナと墓地の管理は能動的な部分ではコントロールが容易なため、見た目ほど使いにくいわけではありません。ランデスが弱体化しているデュエプレではマナ加速カードを多用しなければマナにカードが被らないようにするのは比較的容易。墓地も回収やリアニメイトを使って被り状態を脱出することもできるので意外と簡単に場に残せて除去が撃てます。
とはいえ、構築やプレイングを縛るという点は変わりありません。グールを蘇生させるにはコストが重すぎる、ハイランダーにしてもサファイアなどに枠を譲りがちと使いこなして勝ち上がるのは難しそうです。という事でアマデウスの活躍は今後のSPマッチでのハイランダー戦やクイックピック用のカードとしてみることになりそうです。
とはいえ、確定除去と15000というサイズによっていざ出されると対処に困るビックリカードにはなるという侮れないカードなのですが、まぁ趣味枠でしょう、ハイランダーで勝つ縛りプレイ時には活躍しそうです。

ここからはお待ちかねのボルバルザーク・紫電・ドラゴン関係のカードたちです。TCG版で弱かった紫電ですがデュエプレではリベンジできるのか、さっそく発表されたカードを見ていきましょう。




まずは”ボルット・紫郎・バレット”が発表されました。TCG版からはコスト-1されそれに合わせてパワーも1000下がり3コス2000になりました。
能力はクロスギアのサーチが探索化しただけなので3コスで1ドローできる赤のサムライになりました。3マナ紫郎でクロスギアを手札に持ってきて次のターンにアクア・ツバメガエシで侍流ジェネレートする動きは強そうです。この動きでCip持ちクロスギアを出していくというのがサムライデッキの強い運用なのかなぁと思っています。持ってくるクロスギアはマッハ・アーマーやセンジン・スタリオンなど侍流ジェネレートを考えて高コストクロスギアを持ってくるのがよさそうです。サムライデッキの初動としてはかなり使いやすくなりました。

一方で紫電・ドラゴンへのSA付与はコストとパワーが下がったことで生かしにくくなったと不遇好きは考えています。紫電とのコスト差が開き、場に維持するターンが増えたことと、パワー低下による除去耐性の低下によってSA付与の支援が難しくなったと感じています。なのでSA付与はザンゲキマッハアーマーのクロス時能力を主体としてこちらのSA付与は保険と考えておくのがよさそうです。
とはいえ、サムライでは貴重なCipでアドを取れるでありクリーチャーであり、紫電の追加された能力を生かすための頭数として召喚する意義はとても高いのでサムライデッキに4枚入るカードになりそうです。


お次は”竜装シデン・レジェンド”が発表されました。



左上のジェネレートコストは6ですが、この数字は侍流ジェネレートによって0になります。なのでこのクロスギアはは0コスで場に出て1コスでクロスできるカードです。
コスト以外も調整されCipで5000以下の火力除去が放てるよう強化された一方、ATの1枚ブレイクがブレイク時の追加能力になり弱体化しました。盾を割る効果ははアポロヌスの例を見るにAT時に発動するのは強すぎると判断されたのかもしれません。パンプアップの値に変更はありません。

紫電にクロスする際はコスト0というで紫電の侍流ジェネレートと合わせることでノーコストで紫電をパワー10000のTBにし2回攻撃によって相手の盾を全て割ることが可能になります。が、紫電に欲しいのはまずSAなのこっちの優先度はあまり高くないのかなぁと不遇好きは考えています。
じゃあ、強い使い方は?を考えると雑に侍流ジェネレートで場に出して中型獣を除去した後、1コスでクロスして侍流ジェネレート獣をアタッカーにする運用かなぁと思っています。アクア・ツバメガエシがパワー7000のWBになる、大神秘ハルサが実質6マナCip5000火力、ATで確定除去の12000TBになるというのは単純ですが強そうです。この使い方でもデュエプレの紫電の調整と相性が良いのでサムライデッキの打点増強&除去&パンプアップクロスギアとして活躍しそうです。


そしてお待ちかねの”ボルバルザーク・紫電・ドラゴン”が発表されました。



TCG版の能力そのままに自身のアンタップ能力が場にサムライが5枚以上あれば味方全員がアンタップするように強化されました。枚という表記なためサムライクロスギアもカウントされます。
という事で、侍流ジェネレート獣を使って一気に盤面を展開して紫電と一緒に2回攻撃して勝つというデッキコンセプトを提示されました。こうなると上のシデン・レジェンドを紫電以外にクロスしてもWB以上で2回攻撃できるなどの恩恵があり、紫電にはSA付与に注力する方向にすると強そうです。
アンタップ能力は紫電がタップされた時なので、横のクリーチャーの攻撃でスパークを踏んでも紫電の能力でアンタップすることができ、踏むタイミング次第ではスパークをケアできるようになりました。また味方全員がアンタップできる状態なら、紫電にSA付与できなくて召喚酔いの状態でもスパークケアができるため、横のクリーチャーの連続攻撃で勝つという不確定ですが相手をビックリさせられるサブプランが取れるようにもなりました。
課題はまずは盤面にサムライを並べることです。クロスギアは打点にならず、クリーチャーは除去に狙われやすいので両者をうまく並べていく必要がありそうです。上のシデンレジェンドやセンジンスタリオンによる打点増強を侍流ジェネレートによってスムーズに展開して紫電を出して殴るという動きなら強いデッキになりそうです。
他の課題としてはいかに紫電の7マナに到達するかです。フェアリー・アクセラ―はAT付与なのでワンパントリガー除去でサムライ獣を減らされると辛く紫電の一斉攻撃と刻むビートのフェアリー・アクセラ―とは相性がイマイチ。コスト軽減はサムライ持ちはマッハアーマーだけで、Cipでマナ加速できるサムライが未登場と、マナ加速をするならトリガーを踏む不安定さと戦うことになりそうです。
他、スパークケアはできるのですがそれ以外の除去トリガーには無力なので横のクリーチャーが殴ってワンパンサーファーやデモハンで紫電が除去されると味方へのアンタップもなくなるのでそこは割り切る必要があります。

これでようやくサムライデッキが戦えるようになったかなぁと思います。ただそれでもCipでマナ加速するクロスギアが欲しいというのが不遇好きがサムライに求める最後の課題です。ドローは最低限のものを確保、フィニッシャーも紫電、ハルサ、維新、場合によってはバルガライザーと粒ぞろい。ギアもよさげなのが揃いました。なのでCipでマナ加速をするサムライカードリストにあることを不遇好きは願っています。
これで今日のカード紹介を終わります。頑張って毎日新弾のカード紹介をして行きます。Twitterからもチェックできるのでよろしければフォロー、いいね、リツイートをよろしくお願いします。