7月15日新弾カード紹介

 

当ブログ初めての1日に2投稿ということになりました、21弾実装カード紹介です。何時ものようにやっていくわけですが投稿日時を見て分かる通りファーストインプレッションで語る記事なのでどうしても荒い部分や推測に基づく記述が増えてしまいます。この辺を分かった上でどんなカードなのかをザックリと理解してもらおうという感じの記事です。

そんな緩い雰囲気なカード紹介、21弾編、さっそく見ていきましょう。

 

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21弾のトップバッターは”無重力 ナイン”でした。TCG版と同じ自分の場にアウトレイジがいたらG0でタダで出せます。不遇好きとしてはなんで20弾で実装されなかったんだ?といぶかしんだナインが実装されて安心しました。

G0条件を考えると採用デッキは青赤アウトレイジビートになります。今の構築は墓地肥やしギミックを入れて最後の詰めでクロスファイアを出せるようにして殴り切るデッキですがナインの登場で構築が変わるかもしれません。

その構築ですが一撃奪取からスタートしてナインを出しつつガネージャーやロビンで攻める素直で正統派な速いビートダウンな形になります。ここにサブでファルコンボンバーを入れてファルコン+ナインで4コス2打点とかのコンボを組み込むかどうかといった感じです。

従来の型と一撃奪取型のどちらが主流になるのかわかりませんがロビンやガネージャーで手札は確保できるのでナインの実装で青赤アウトレイジが強化されることは間違いなく、この手のカードでありがちな盤面1体制限もないので隙あらば展開してガンガン殴るデッキで使っていきましょう。

 

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2枚目もG0獣、”天災超邪 クロスファイア 2nd”が公開されました。ナイン同様TCG版とスペックは一緒で6枚引くを条件としたG0能力とSA、WBを持ちます。G0条件の6枚ドローはターン開始のドローもカウントされるので他のカードで引く枚数は実質5枚です。また”引く”と明記されているので吸い込むなどの手札に加えるで手札を増やしても勘とされない点はTCG版と同じく注意する必要があります。また1体しか場に出せないので複数枚手札に2ndを抱えてしまう事故の可能性もあります。幸い相性が良いカードはいずれも手札交換で山札や墓地にカードを置くことができるので対処することは可能です。

ターン5枚引くにはいくつかルートがあり、TCG版と同じなのは5色揃った状態のオボロカゲロウスクランブルタイフーンメーテル+アツトorテスタロッサの3つが現実的な方法です。

この中だとオボロカゲロウはTCG版から実装されている多色カードが違ったりするので色々試行錯誤することになると思います。TCG版ではヒャックメーカカウンター(マッドネス)などと組み合わせたりしましたがデュエプレではリュウセイホール+白黒といった組み合わせが模索されそうです。

スクランブルタイフーンやメーテル+アツトは墓地ソースや青赤アウトレイジの派生に近いです。なので墓地も肥やすことになるのでうまく回ればクロスファイアと2ndを同時に出してSA4打点で一気に攻めるを主眼に置いたデッキになります。どちらも手札交換による墓地肥やしで山札を掘っていくので手札に2種のクロスファイアを揃えることはそんなに難しくないです。

そしてデュエプレではエリート+ジャバジャックで5ドローが達成できます‥‥できてしまいます。マイパッドからうまくつながれば3T目に5打点揃う事になります‥‥果たして許されるのか?という疑問すら覚えます。構築や多色事故が怖いですが上振れとしては申し分なく、ジャバジャックの手札交換でだぶついた2ndを山札に戻せるなど相性はばっちりです。

TCG版と同じ使い方、新しい使い方が生まれたクロスファイア2nd、このカードも大量ドローのギミックが登場するたびに新しいデッキが組まれた楽しいコンボ用のカードです。

 

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21弾最初のSRは”無限皇 ジャッキー”です。枠が無いということでビクトリーからSRに降格してしまいましたが能力は強化されました。バルガライザーを彷彿とさせる踏み倒し能力を持ち、場に直接出すのではなく墓地を経由して踏み倒すのでキューブリックのバウンス能力が誘発します。加えて呪文メタ能力を持ち相手は手打ちで呪文を唱えられないロック能力を持っています。

強化部分はシンパシー:アウトレイジの追加踏み倒しが3枚から選べるようになったの2点です。前者は早期着地に貢献し後者は外れの可能性を減らせる、意図せずクロックが出てしまうリスクを減らせるのでかなりの強化です。後は種族カテゴリのルール確認ですがアウトレイジ指定なのでアウトレイジMAXもシンパシー対象に入ります。

TCG版ではウトレイジで8マナ用意するのは大変なのと、マナ加速のアウトレイジを踏み倒しても旨味が少ない、他のマナ加速カードは外れというデッキ構築がかなり難しいカードになってしまい対戦史の環境では活躍できませんでした。

デュエプレでは上記の問題をシンパシーと3枚から選んで踏み倒すによって改善しました。一撃奪取や軽量アウトレイジを展開していけば4~5T目に出せるのでアウトレイジのビートダウン速度に適したタイミングで出せるようになりました。踏み倒しも3枚から選んで出せるという点で状況に応じた強いアウトレイジを踏み倒しやすくなりました。

踏み倒し候補としては各種エグザイルクリーチャー(の高コス側)、2種のクロスファイアキューブリック、味方を巻き込むがスペックの高い5000GTと強いカードがあり、シンパシー能力によって横展開すれば早期着地できる点で文明の組み合わせの自由度が高くなりました。全文明にアウトレイジはいて色々な能力を持ったクリーチャーがいるのでメタゲームや好みに応じてデッキをカスタマイズすることができそうです。

総評としてはTCG版でジャッキーはなぜ弱かったのか?をきちんと分析し弱かった部分を改善したデュエプレ魔改造のお手本みたいな強化を受けたカードです。呪文メタも早期着地によって生かしやすくなり強いデッキが生まれそうです。

 

21弾のカード公開はアウトレイジから始まりました。背景ストーリーでもアウトレイジ内での抗争勃発ですがカード的にも新たなる可能性を生み出すカードとなっており既存カードとの組み合わせ含めてどのアウトレイジデッキが環境へのし上がっていくのかが楽しみなカード達です。

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