12月8日再録カード紹介

 

木曜日~日曜日の4日ぐらいしかない再録カード紹介。再録と言いつつ予想通りに新規カードも公開されていきます。今年はイラストの変化でレジェプレなのかデッキビルダーなのか未再録なのか若干分かりにくいですが今日発表の再録と新規カードを見ていきます。

 

 

次元流の豪力&タイタンの大地ジオ・ザ・マン

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デュエプレ研究所でのサムネから見て再録されるかもというふんわりした感じが確信に変わった次元院の豪力とジオザマンがレジェプレ2024に再録、1年間NDで使えるようになります。

再録の主な理由はやはりボアロ。豪力を出して6コスサイキックを出すことでサソリスなら17コス、イメンなら18コスを算出しボアロアックスをボアロパゴスへ龍解させます。コレの何が強いかというと青銅などの小型獣を根絶やしにしないとボアロの龍解が確定してしまうという点でこれにギガホーンのサーチが絡み1枚制限でも許されなくてプレ殿になりました。デュエプレだと盤面上限と勝利リュウセイが出せないがあるので多分壊れにならないと思います。後は緑のサイキックがどこまで再録されるのかです、ボアロの方はマナを用意したいので四つ牙が欲しいのですが果たして…

一方のジオザマンは革命編のブラックサイコ&デッドゾーンを使ったアナカラ―デッドゾーンのリソース補給元として使われました。基本は各種超次元呪文から勝利ガイアールを出しアンタップキラーで盾を殴らずに侵略して盤面と手札を狩り取ります。その中で勝利ガイアールで走らずマナ回収をしたい時にフェアホからジオザマンを出してマナ回収でリソースを確保します。サブプランと言えばサブプランですが超次元呪文を絡めて手札リソースを確保していくのでジオザマンがあるのと無いのでは安心感が違います。後はフェアホが再録されるかどうか‥‥アナデッゾとしては豪力よりはフェアホなのよね‥‥

 

龍覇 イメン=ブーゴ

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レジェプレ2024の新規枠1枚目は”龍覇 イメン=ブーゴ”、イメンブーゴを逆から読むと

ゴブンメイ、TCG版と同じ4コス以下の緑ドラグハートを装備しマナを5色に染色します。

TCG版では染色と次に紹介するボアロアックスを使ったイメンループでTCG版環境で本格的にループが跋扈するようになりました。TCG版だとディスマジシャン(デュエプレ未実装)とジャスミンでループしてマナから5コス以下を出し続けてる過程でラグマールを使い相手の盤面を一掃、手札に抱えたorマナ回収からガラムタを(途中でビーストフォークを踏み倒し続けて2コスで)出し、マッカランファインの赤マナ武装5で全軍SAにして更地の相手にST無効のフルパンをかますという動きで1時代を築きました。

結果、ディスマジと豪力プレ殿、ガラムタ殿堂という爪痕を残しデュエプレではガラムタ弱体化、ディスマジ未実装とゴリゴリに規制されることになりました。なのでデュエプレでの運用はループとは別の運用を考える必要があります。

デュエプレでの運用を‥‥と行きたいのですがボアロの進化含む緑5コス以下をマナから踏み倒すとイメンの染色を絡めると出来ることが多すぎます。ガーディアン+イメンでペガサスやイメンボアロ→マッカランでSA→豪力で四つ牙orフォーエバーで6点などなど溜める、殴る含めて何でもありです。その中から環境で強い動きをするデッキが流行っていきそうです。

防御面では母なる大地でイメンボアロ→クロックでターンを終わらすなども可能で攻守に渡って活躍ができます。なのでNDで使うには再録含めて何が使えるのかが大事になってきます。ADの方は上述の通り何でもありなのでサ終まで強化、コンボが考案され続けることになります。

 

邪帝斧 ボアロアックス

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イメン=ブーゴとセットになるドラグハートは当然”邪帝斧 ボアロアックス”、効果はTCG版と同じ出た時と装備クリーチャーが殴るときにマナから5コス以下の緑クリーチャーを踏み倒します。進化獣ではないと書いていないので進化獣も出せます。龍解条件もTCG版と一緒で自分のクリーチャーのコストが合計20以上で龍解します。

で、このドラグハートは3D龍解カード、何で公式で仕様についてのパネルが無いのか‥‥とぼやきつつ、知っている人が多いですが仕様を確認。3D龍解カードはウエポン面、フォートレス面、クリーチャー面の3形態を持ち、TCG版では折り畳みカードとして擦られる龍解するたびにサイズが大きくなる特殊なドラグハートでした。

デュエプレではサイズは大きくならないですが3形態揃い基本的にはウエポン面→フォートレス面→クリーチャー面と変化させていく点は一緒です。なおTCG版ではフォートレス面を直で出したりウエポン面からフォートレスを経由し即クリーチャー面になる奴が強かったという‥‥

運用は大きく分けると二つ。

一つは単純に横展開して龍解を狙う動き。こちらはループで使われTCG版ではあらかじめの盤面展開や豪力を絡めて即龍解します。この動きの強みは自分のターン終了時に龍解すること。なので対面の相手はボアロを出される前に除去をし続けるor出される前に決着という2択を突き付けることができます。ボアロを出すだけで10コス以上を簡単に用意できるので見た目以上に簡単に龍解します。後は更に厄介なフォートレス面でなんやかんやしたら相手が死ぬというのがイメンループ及び緑単ループの主な動きです。

もう一つは装備したドラグナーに進化獣を載せて疑似SAにしたりSA付与のクリーチャーを使いビートダウンするプラン。こちらはシューゲイザーに似た動きで一瞬で凄い打点が作れます。緑単でもドラグナーに桜吹雪を重ねてボアロの攻撃時効果で大神秘イダを踏み倒してサソリスなら6マナ4点という単純打点ならモルト+ガイハートを上回る打点形成が可能です。こちらはループと違いデュエプレでの弱体化要素がスタン落ちだけなので大神秘イダさえ再録されればNDでも可能になります。ADだと最終的にはスノーフェアリー軸になりそうというのは散々語ったので省略。後はビートプランを取る場合は龍解は積極的に狙う事はあまりしません、ボアロを出す=殴り始めるなので龍解するぐらい盤面展開していたら大体勝つので。

 

邪帝遺跡 ボアロパゴス

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TCG版ではこの形態で大暴れした結果殿堂入りし、いろいろな要素があり解除は無いだろうと言われているボアロの第二形態、フォートレス面の”邪帝遺跡 ボアロパゴス”。効果はTCG版と一緒でクリーチャーを手札から召喚した時にマナから5コス以下の緑獣を踏み倒します。龍解条件はデュエプレの盤面上限を加味して30コス以上はそのままにドラグハートも加算されるように強化されました。仕様の問題があるとはいえTCG版殿堂カードを強化するのはビックリ強化です。ループパーツの多くが未実装でループしないなら何とかなるのか?ただウエポン面→フォートレス面の龍解で20コス、コイツで7コスとすでに27コスある状態から30コストなので除去が薄い相手だと一瞬で龍解しそうです。

このカードの強みの緑5コス以下踏み倒しは当たり前すぎてあんまり語りません。イメンが絡むと異次元ムーブするし緑単でもループするしループが封じられてもSTは手札から扱いでSTからも5コス以下踏み倒しが誘発と何でもありと語ろうとすると無限に話が続いてしまいそうなので。更にいうとループしないボアロパゴスの運用は果たしてどうなるのか?未知の部分が大きく、龍解が強制、クリーチャー面のヴェロロキボアアロスに龍回避が追加と運用面の変化でこの形態を使い続ける運用をデュエプレではしないのでは?という予想をしているからです。

なので語るのはもう一つの強み、ボアロパゴスを除去するのはほぼ不可能についてを掘り下げます。フォートレス面はカード指定除去でなければ除去できずほぼ除去されないまでは周知されていますが、そのフォートレス面でもっとも除去されにくいのがボアロパゴス。理由は単純でコストが7だから、カード指定除去の殆どは5か6コス以下までしか除去できないので7のボアロパゴスを除去するのはほぼ不可能です。TCG版ではトンギヌスの槍(無色6コス)、英雄奥義バーニング銀河(5コスだが赤マナ武装7が必要)、水霊の計(8コス)の3つぐらいしか当時ボアロパゴスを除去できるカードが無く、いずれもコストや条件などで難がありこの邪な遺跡は本当に除去できませんでした。デュエプレでもこのアホみたいな除去耐性は健在で強いオリカが来ない限りはほぼ除去が不可能です。

じゃあウエポン面の時になんとかすればいいじゃんは豪力やSA付与が絡むとドラグナー1体から容易に15コス以上が算出できるわ、自分のターン終了時龍解であらかじめ盤面を更地にしてターンを返し続けなければならないと対処が難しすぎたので本体&周辺パーツを多数殿堂りして規制しなければなりませんでした。

 


我臥牙 ヴェロキボアロス

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TCG版だとフォートレス面でループして勝つかウエポン面で殴り倒すかという運用がほとんどでほぼ使われなかったのがクリーチャー面の”我臥牙 ヴェロキボアロス”。能力はフォートレス面とウエポン面の条件を併せ持ちコストも文明も指定しない踏み倒し能力と超強いのにフォートレス面で勝ててしまうので使われませんでした。その関係で龍回避が無くてもまったく問題がなかったのですがループ不可のデュエプレでは流石に殴るので龍回避が追加され強化されました。

TCG版と違って多分ループ不可なのでこの形態を使う事が非常に多くなりそうです。打点増強にSTや反撃封じのためにマナから大型クリーチャーを踏み倒して詰めていくことになりそうです。そうなると龍解のために盤面を使っている中で更に展開するので盤面のややりくりが大変です。実質6枠以下で30コス以上を達成し多分搭載されるクロックなどを考えると殴る前に2枠空きが欲しいなど制約が大きいです。

制約があるので踏み倒し先は重量級のスペックが高いクリーチャーを出したいところ。デッキの性質上マナを減らすとはいえマナ加速は得意なので素出しも考えつつ大型獣をチョイスしたいです。呪文ロックならナンバーナイン、ドラゴン・コマンドメタのVAN、非ドラゴン封じの大王、出た時能力を封じるワルド、EXターンの鬼丸「覇」、定番なのはこの辺になりそうです。後はメタゲームや好みに応じて選ぶという感じになりそうです。

後は10コスのドラグハートクリーチャーということでオウギンガから出せて、更なる追加打点も可能ではあります。が、3D龍解が実装されるならバトライでOKになりそうなのでバトライが実装されるならモルト「王」には入らないかなと思います。

どうあれループでは勝てないと思うので踏み倒し能力でどう勝つかを考えるカードになりました。

 

その他再録

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イメン&ボアロ紹介の研究所でサンプルとして使われたデッキから再録が判明しました。レジェプレ枠は新規イラストで、新規が無いのはデッキビルダーで再録されることになりそうです。

まずレジェプレ枠はジャスミン、クロック、吸い込む、プロメテウスが確定しました。ジャスミンは基本のマナ加速として、クロックは何時もの守護者ST枠で派手なカイトのイラストに、吸い込むはクロニクル版、プロメテウスは多分完全新規で再録されます。

クロックは今後も再録される最強STで使われそう。吸い込むは青がからんだボアロ関係がメインになりそうだがリュウセイホールが再録されると青赤緑ドギラゴン剣とかいう字面だけを見たら現代デュエマのデッキか?と見間違えそうなハイパーデッキで使われそうです。プロメテウスは若干怪しくて今でもあまり使われていないので果たしてボアロの採用枠で生き残れるか‥‥とまぁ来年1年でどう使われるかはこんな感じかなぁ‥‥

新規イラストがなさそうなオチャッピィ、ラグマール、ファンクはデッキビルダー枠にになりそう。オチャッピィはSBが無くなったことでボアロパゴスがあるときにSBしてマナからクロックは不可能になったが3コスの緑獣としてサンマッドの進化元としての運用も視野に入っている。ラグマールはボアロの除去札ということで万が一ループするとコイツが場とマナを往復して相手の盤面が更地になってボアロにターン10回までの発動制限が入るかも。ファンクはグレイブモッドが実装されるならいらなくね?というか非サイキックへのパワーマイナス1000があるのでグレイブモッド涙目なんですが‥‥

再録カードへの感想はこんな感じ。後は対面で新規イラストのトップギアが見えたので一撃奪取サイクルもレジェプレでの再録が確定。特にトップギアはバイクの初動で3T目に12000の除去能力付きTBや11000の出た時盾焼却WBが突撃するためには必須なので再録されてよかった。

 

終わりに

短いですがほぼ毎日公式で配信があり、ボリュームが凄い再録&新規カード公開になっています。ドラゴンサーガ末期の環境にデュエプレは入りますが、この辺から現代デュエマに近い‥‥というより現代デュエマでもコレあかんすよな規制カードが出る時代にデュエプレは突入します。対戦環境でもGP、CSのシステムが始まる直前の時代でループや3~5ターンキルが当たり前でこの速度帯での踏み倒しによるインチキハイパームーブが始まるなど大きな変化が起きる1年になります。日本史に例えるとEシリーズは戦国時代~江戸時代で古いなぁと感じるのですがドラグハートは明治維新と一気にモダン感になり、ボアロ、モルネク、侵略、革命チェンジになると第二次世界大戦レベルな感じがするんですよね‥‥この時代の変化に頑張ってついていきましょう。

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