モルトNEXTの歴史とデュエプレでの予想。

 

遅くなりましたがあけましておめでとうございます。周年でのPVラストにてNEXT STEAGEとあり、今月の新弾でモルトNEXTの実装がほぼ確定しているので今回はモルトNEXTの紹介とデュエプレではどうなるのか?、TCG版での歴史を解説します。が、歴史を中心に個人個人、それぞれのモルトNEXTの歴史がTCG版で紡がれ、それらすべてを拾う事は不可能という点はご了承ください。

 

 

モルトNEXTとは?

まずはモルトNEXTとは二つの意味があり、一つは単体のカードを、一つはデッキタイプを指します。

 

カードとして

 

        

 

まずはモルトNEXTというカードから。スペックは7コス9000のWB、赤マナ武装5で5コス以下の赤ドラグハートを出すのに加えてマナに赤のドラゴン5枚を条件とする龍マナ武装5による2回攻撃ができるドラゴンでありドラグナーです。

この龍マナ武装5が他のモルトと違う点であり、アンタップタイミングも紫電やプロトハートの初めてタップされた時ではなく、攻撃の後という特殊な物になっています。攻撃の後ということでスパークなどのタップ系やデスゲートのようなアンタップ獣を対象に取るトリガーを躱すことができます。

 

 

 

セットで使わるドラグハートはまずはほぼ同時に登場したハートバーン。ドラゴンがアンタップしたら龍解しガイNEXTになってTBを叩きこむことができます。SA付与と合わせてモルトNEXTで2点、ガイNEXTで3点、モルトNEXTでダイレクトアタックと相手に防御札がないならモルトNEXT1枚でゲームに勝てる

 

 

ハートバーンでワンショットも強いのですが閣を建てて殴りながら盤面を並べていくのも強力‥‥というよりこちらの方が強かった。2回攻撃できるので連ドラの捲りと相性が良く、他のカードとの組み合わせで大暴れした結果モルトNEXTと閣が同じデッキに入れられないという規制を受けました。

他に装備することがあるのはガイハート、ガイオウバーンなどとデュエプレに実装済みなカードが候補になります。

 

デッキとして

上記のモルトNEXTからハートバーンや閣を出してビートダウンしていくのがデッキとしての”モルトNEXT”。龍マナ武装の赤のドラゴン5枚を達成させるべく、デッキの殆どを赤(緑多色)で構築し、マナ加速から早期にモルトNEXTを叩きつけます。

近いタイプのモルト「王」と比較すると、モルトNEXTはドラゴンに特化しないとフルスペックを発揮できないですが7マナ+モルトNEXT1枚でOKという軽さが強み。一方でドラゴン特化ということで防御という面では脆さを抱えているのが弱み。

ドラゴン特化故の不安定さと引き換えにメンデルスなどのハイスペックマナ加速による上振れモルトNEXTのドラグハート戦術高コスドラゴンの圧倒的なカードパワーによって強力なデッキとして現代デュエマでも現役で戦っているデッキです。特にドラゴンなら採用候補になり得るというのが強みでドラゴンがプッシュされる限り強化が続くデッキに。加えてドラゴンは主役級の扱いを受けることが多いので俗に主人公デッキと言われたりします(実際勝太の切り札ドラゴンは大体採用された)。

 

デュエプレではどうなるの?

TCG版のモルトNEXTの概要を確認したのでデュエプレではどうなるのか?です。まずは実装時に能力の変更があるのか?ですが不遇好きはないと思っています。TCG版と同じスペックで実装され、セットでハートバーンが付いてくるWビクトリーだと予想しています。

次はTCG版と同じと仮定してデュエプレのモルトNEXTのデッキはどうなるかですが、NDはTCG版とほぼ同じになりそうです。つまりTCG版初期のモルトNEXT同様、緑のカード不足に悩まされそうです。メンデル火の子ミツルギで12枚と悠久2枚前後の合計14枚ぐらいしかないんですよね‥‥メンデル火の子のハズレ枠が増えることを承知でライフなどを採用するかもしれません。加えて受け札もバトクロス(と多分同時実装されるメッタギルス)ぐらいしかないです。

ADだとアカギガルムスが受け札と赤緑多色を同時に満たせて、龍の呼び声というマナ加速カードがあるのでADだと緑のカードが少ない問題は解決しそうです。

後は去年の夏以降、モルトNEXTにバルガドライバーやライゾウは入りますか?の問いやサンプルデッキがありましたが、閣が登場したので連ドラカードを組み込むよりモルト「覇」やモルト「王」を組み込んだ方が良いのでは?と思っています。

 

 

他のカード等の影響としてはループデッキが不在のためSTが多いデッキが多い環境になりやすいのはモルトNEXTにとってはマイナスポイント、ダイハードで頑張って対処する事になりそうです。他、閣の龍解が強制になったことでモルトNEXTの2回攻撃でドラゴンを出し続けることが不可能になり、盤面上限7体の制限もあいまってドラゴン軍団で圧殺が難しくなりました。

プラスポイントとしてはエタトラがスタン落ちしているのでモルトNEXT含めた赤のドラゴンによる多重攻撃が止められにくくなった。後は閣が調整されたとはいえ実装されたのでハートバーンで走るのか、閣で溜めるのかの2択がTCG版同様に取れ、スペックの高いドラゴンを手打ちないし踏み倒しでポンポン出せるのは強みです。

 

これら踏まえて実装直後のモルトNEXTは語られてきたぶっ壊れカードとは程遠い、やや大器晩成なカードになりそうです。同時に実装されるカードの関係でハンデスモルトNEXT含めたドラグナーが抜かれるとデッキが機能不全になる、天門の防御力を上回れない。既存カードだとVANベートーベンを出されると詰み、高速ビートダウンが不利対面、NDは緑不足と向かい風と課題が多いです。

一方で実装後の強化が続く可能性が高いです。TCG版通りにカードがリリースされるのなら緑と受け札不足は解消され、VANもスタン落ちでいなくなるなど追い風も吹きます。

後はTCG版の実績から実装直後からガイムソウ+モルト「王」のパッケージを採用したNEXT「王」という構築が生まれそうです。モルト「王」のマナ武装が5に緩くなったのが追い風で、モルト「王」のギミックを組み込むならヴィルヘルムも採用して緑マナ不足を補うことになりそうです。

なので今年1年を通してモルトNEXTはデュエプレの中心にいると思います。話題性と強さ、新弾が出るたびに強化されていき、年末ぐらいには鬼のように強くなっていそうです。

後は‥‥スタン落ちした後のADではライゾウやMRC同様に長く環境に居座りそうです。ドラゴンなら大体強化になり得るので長きにわたってAD環境に居続けることになると思います。

 

モルトNEXTの歴史

ここからはTCG版でのモルトNEXTの軌跡を紹介していきます。1月の新弾でモルトNEXTが登場した後にどんな強化が入るのかの参考になれば幸いです。後は、全部を拾うのは情報量が多く不可能)なので大雑把になってしまいます。

 

DS期

まずは登場したDS期のモルトNEXTですが、最初は環境最上位と期待されていましたが研究が進むと不利対面の多さとデッキの不安定さからTier2ぐらいに落ち着きました。

原因は黒単のハンデスドラグナーが引っこ抜かれるとモルトNEXTは機能不全に陥り、初期のモルネク有利から5分以下になった。各種ループデッキに対抗する札がなくイメンループ、天門ループになすすべがない。速攻デッキは受け札の少なさで不利対面で刃鬼などのビッグマナはエタトラとホワグリをサイクリカで使いまわした後のVANベートーベンで詰み。

とまぁ、モルトNEXTは環境からの逆風が強く上振れたら強く、環境にはいたものの最強からは程遠いデッキでした。一応エタトラはモルト「覇」からエンドレスへブンを出すことで一応対処が可能で、サブプランとして強力でした。

 

革命編期

 

続く革命編でのモルトNEXTは強化が続きました。まずはマナロックでイメンやビッグマナの動きを遅くすることができるようになり、メガマグマによって緑単ループに対して抗えるようになりました。

マナロック実装後、メガマグマ実装前のGP1stでは本戦トーナメント到達のベスト64に12名が残りプレイングの敷居の低さと爆発力で予選突破デッキタイプ2位に食いこみましたが不利要素の多さからベスト16進出率0%という結果に終わりました。

 

 

レッドゾーン率いるバイクという異次元な高速ビートダウンが生まれ、モルトNEXTに向かい風が吹くかと思いきや、完成された赤バイクは1コス獣が抜けてキルターンが4~5と速攻程早くないデッキに。そんな中、モルトNEXTはボルシャック・ドギラゴンという強力な受け札を獲得。進化元の出た時能力を使えるということでヴィルヘルムやモーツァルトの除去能力やモルトNEXTのドラグハート呼び出しで防御力を高められ、ドキンダムXの禁断解放の全体封印を容易に達成できると防御力が飛躍的に上昇。バイク相手にもこれまでの速攻程不利ではなくなり環境での立ち位置が向上しました。

一方で予期せぬ禁断解放からの除去であっさり負ける、防御を厚くするとループデッキには不利というジレンマが生まれました。

そんな環境の中開催されたGP2ndでは前評判で強いデッキがコケるなかモルトNEXTは前評判通りの活躍をし最高成績は4位(全体参加人数2013人)の結果を残しました。

 

 

革命F期

        

 

GP2nd開催日は同時に革命Fの始まりの日であり環境が大変な事になりました。その中心にいたのはドギラゴン剣。この時のドギラゴン剣はモルトNEXT視点からすると完全に敵で3キル速攻(のちの成長バスター)から始まり、最終的にはギフトマナロックでモルトNEXT相手に速度勝ちしてくる恐怖のデッキでした‥‥同時にバイク含めて殴るデッキはほぼ全てバスターの下位互換という地獄の幕開けです。

 

 

 

ギフトは殿堂入りしたがスクランブルチェンジによってスクチェンマナロバスターというこの世の終わりのようなコンボを有する赤黒バスターにモルトNEXTは太刀打ちできず、辛い期間が続きます。そんな中リュウセイ・ジ・アースが登場し緑マナ不足に光がさしてきました。

 

 

 

革命F期の冬はモルトNEXTにとっては春が来ました。赤黒バスターからはイーヴィルヒートが殿堂入りしバスターがメインのデッキは一時環境から撤退天門ループからはミルザムがプレミアム殿堂入りし不利対面が減る。更に使う側ではあったものの使われた時に対処がほぼ不可能なマナロックが殿堂入りモルトNEXTには追い風が吹きます。

結果どうなったかというと‥‥スクチェンモルネクによる最速3T目に閣を建てての2回攻撃可能なバルガライザーとなり、バスター+ジアースの打点増強プラン、そして閣ループという最凶コンボを引っ提げて環境最強デッキに躍り出ました。

閣ループは従来の複雑な手順が不要でバトライ武神が殴るときに革命チェンジを宣言し龍回避で閣になった後に武神の能力でドラゴンを踏み倒し龍解、武神で殴って以下ループという簡単なものです。これで盤面にドラゴンを出し続けての圧殺、ダイハードが絡めば相手の盾を全部焼却という無法ができました。

それに合わせてドキンダムXからドルマゲドンXへの採用が変化。条件は厳しくなったものの予期せぬ禁断解放からの負けがなくなりました。

 

 

ドギラゴン剣の打点増強の代わりにボルシャックドギラゴンで捲れて嬉しいドギラゴールデンを使う場合もありました。

そして勝太編最後のパック、メモリアルパックの伝説のレジェンドドギラゴンによる耐久も可能になり、モルトNEXTは登場から約2年の得を経てTierGODデッキとして環境に君臨することになります。

 

 

モルトNEXT最強時代、当然バリエーションも生まれボルドギの防御力を高めるヴィルヘルム&モーツァルト搭載の黒赤緑型に加えてトップオブロマネスク&カツキングJrを採用した白赤緑のモルトNEXTも生まれました。

 

新章DM期

ドラゴンは絶滅したという背景ストーリー通りにモルトNEXTへの強化はほぼないですが既存のカードで絶賛蹂躙活動を続けGP4thでは記入ミスで超次元ゾーンが実質6枚のモルトNEXT&モルト「王」が優勝。テンプレ型のモルト「覇」搭載型が4位入賞予選突破者の3割がモルトNEXTという圧倒的な成績を残しました。ちなみに決勝戦の相手はジョーカーズという新旧主人公対決でした。

GPの結果を受けてスクランブルチェンジが殿堂入りしたもののその程度でモルトNEXTが止まるわけもなく、バイクが不利対面となった程度で環境最強に君臨し続けました。そんな中でのGP5thでは当然のように予選突破デッキタイプ1位を圧倒的な数で勝ち取り最高成績は3位入賞と他デッキが強化、モルトNEXT対策をしている中で甚大な爪痕を残しました。

GP5thの結果を受けてモルトNEXTと閣のプレミアム超次元殿堂コンビという規制が入り、連ドラプランが崩壊最強デッキモルトNEXTはここで終焉を迎えました。

双極編期

規制直後という事もありモルトNEXTの強化は控えめに。新ギミック、ツインパクトカードでモルトNEXTの強化になりそうなのはこの辺。

 

 

STとしてのスペックはかなり低いがクリーチャー面にドラゴンがあるのでメンデルスの葉ハズレにならないマグマジゴク/地獄スクラッパー。自身とボルドギを拾える可能性を持ち、メンデルスの外れにならないボルシャックドラゴン/決闘者チャージャー。

この辺がモルトNEXTの強化パーツでしたが、閣が使えないことへの補填にはならず、環境で目立って活躍することは少なかった。

 

超天編

GRという新ギミックが猛威を振るうなか、モルトNEXTはドラゴン特化ゆえにGRの恩恵を受けれないので過去の遺物に‥‥とはならず夏に特殊弾で今後も登場するデュエキングパックによって大強化、環境に復帰することになります。

 

 

新たなるドラグハート、バトガイ刃斗のSAと連ドラ効果付与によってモルトNEXTは7マナで2回攻撃可能なバルガライザーになり連ドラの横並べプランが復活。これによってドラゴン軍団による圧殺が可能になり、捲りで相手に負担を押し付ける動きが再び猛威を振るいます。

加えてGR主体のデッキはミッツァイルを生かすべき小型を展開→ミッツアイルでGRに変換が主流でモルトNEXTはメガマグマによって小型獣の横展開をけん制し、不利対面ではないことが判明。加えてバトガイ銀河のドラゴン以外は出たターンに殴れないもミッツアイルのワンショットに刺さるメタ能力で超天編の夏はモルトNEXT復活の夏になりました。

しかし復活したモルトNEXTの天下は続かず、ミッツアイルの横展開により対処しやすいデッドダムドの登場、GR戦術が魔神轟怒万軍投とドッカンデイヤーによる手札を投げ捨て戦術にモルトNEXTはなすすべなく秋以降は下火になりました。

 

十王編

新ギミックは軒並みGRに蹂躙され、GRに規制が入ったかと思いきやモルトNEXTのかつての相棒、バトライを悪用するヒビキ率いるドラグナー軍団が大暴れし十王編とは?になった十王編。モルトNEXTも苦戦する中、ドラゴンプッシュの開始リバイバルによる強化が入ることになりました。

 

 

まずは新プリンにより青赤緑軸のモルトNETXが成立。出すサイキックには懐かしのストームカイザーXXを据えてファイナルストームのEXターンを取るサブプランが戦術に加わりました。

 

 

他、十王編のメインからはヴァリヴァリウスによる5マナ帯でのモルトNEXT着地、ギャイアによる妨害を獲得し環境で一定の地位を保ちました。

後は‥‥ヒビキドラグナーが暴れた結果閣ループが裁定変更で禁止された代償に閣とモルトNEXTの同時採用が復活しました

 

王来編

新能力のGストライクでモルトNEXTの波状攻撃が止められる、ドルファディロムの全体除去が刺さりやすいなど王来編はモルトNEXTには向かい風でスタート。

 

 

 

そんな中でハイスペックな勝太&カツキングとボルバル8を獲得し青赤緑型に超強化が入りました・

 

 

更に20周年記念クロニクルから龍の呼び声に赤緑のドラゴンが付いてくる栄光ルピア、小型メタ獣を除去できる超英雄タイムを獲得し初動と妨害が強化されました。

結果、このクロニクルで超強化されたボルシャックデッキへの出張パーツとしてモルトNEXTが採用され、ボルシャックモモキングNEXとのW連ドラに決闘ドラゴンによるマナから踏み倒しでドラゴ大王やニコルボーラスなどを叩きこみました。

対応力を高めるべく13番目の計画でメインデッキの枚数を増やし、秘伝ドラゴンやモモキングRXによる手札リソースの確保も可能になりました。

王来MAX期

 

 

もはやドラゴンなら何でもありとなったモルトNEXTはブランドNEXT.Star軸という派生形を生み出し、インフェル星樹とドキンダムXで凄まじいリソース確保能力を獲得。

一方で閣がプレミアム殿堂入り、連ドラプランはバトガイ一択になりました。また前年の王来編からレギュレーションがオリジナルとアドバンスになり、モルトNEXTはアドバンス専用カードになりました。以降超次元やGRといった外部ゾーンがメインテーマに据えられず、アドバンス大会の開催数の少なさがモルトNEXT活躍の壁になりました。

 

~現代

アドバンスプッシュが少ない中、モルトNEXTはその人気を持って伝説スーパーデッキのテーマに選ばれ、定価8000円オーバーの超価格デッキで強化されました。価格は高いものモルトNEXT4枚にバトガイ、ハートバーンなど主要なドラグハート、メンデルと栄光ルピアも4枚積みとデッキの完成度も高くモルトNEXTの課題だったデッキパーツの入手難易度が劇的に改善されました。

 

 

主な強化としてはモルトSAGAによってドラグハート龍解戦術が強化され、助けて!モルト!によって5マナ帯での踏み倒しカードですらメンデルスの当たり枠になりました。

 

 

他にもスパーク系のSTや革命の絆というボルシャック・ドギラゴンより安定した革命0トリガーの獲得によってモルトNEXTはアドバンス環境トップに躍り出ました。

 

 

 

環境トップになったのもつかの間、絶望神サガによるサガループが生まれモルトNEXTは短い天下になる‥‥という事はなく、ドラゴンという長年の積み重ねからくる莫大なカードプールからサガメタとなる旅丸、ベイビー刃鬼でサガをメタるモルトNEXTはGP2023‐1stのアドバンスでは予選突破128人中15人使用と予選採用率3位を記録。高いデッキパワーとサガメタが刺さらないというどこかで見たような環境で結果を残しました。

その後はサガループの開拓によって苦戦を強いられるもののサガ規制後は鬼丸「覇」の殿堂解除、「必然」の頂リュウセイなどの新戦力獲得で環境上位を維持。

一方でループデッキメタの1ターン中X回までしかクリーチャーを出せないなどのメタ能力が連ドラプランのメタになる、VANベートーベンが辛い、ハンデスモルトを抜かれると辛いなどがあり、ガイアッシュ覇道やアナジャオウガにトップメタの地位は譲るもののいまだ環境に食らいつき、CS入賞デッキのアーキタイプとして名を連ね続け、モルトNEXTはTCG版アドバンス環境を戦い続けています

歴史まとめ

モルトNEXTがどんなカードによって強化され続けてきたのかザックリと紹介しました。ただ、ここで上げたカードはほんの一部です。他のドラゴンたちも採用されメタゲームに合わせて構築が変化していきました。

歴史を見るとデュエプレでも長きにわたってADの環境にいるんだろうなぁ‥‥と思います。バトガイが実装されたら間違いなく5年は環境にいる可能性が高いです。一方で初動は静かになりそうな感じもします。なので実装直後は言うほど強くないじゃんと言われるかもしれません。が、数多のドラゴンを取り込み強化されていくのがモルトNEXTです。デュエプレでは果たしてどんな歴史を紡ぐのか注目です。

 

 

終わりに

カード・デッキの紹介と歴史シリーズ1回目のモルトNEXTでした。現代DMでも現役で実装の際には目玉間違いなしというカードなので単品で記事にしました。やろうと思ったきっかけは去年の夏からマシュマロその他でデュエプレのモルトNEXTの仮想構築でライゾウやバルガドライバー入りのサンプルを見て、何でドラグナーを増量しないんだ?という疑問符が出てきたのでこれは事前に紹介した方が良いということで今回記事にしました。

後、今年はこんな感じでカード・デッキの歴史紹介をシリーズ化して何回かやろうと思っています。やるのは現状ではレッドゾーン、ドギラゴン剣までは確定しているので実装直前になったらこんな感じで記事にします。

次回は24弾実装カード紹介を予定しています。

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