大会振り返りと新弾カード紹介EX

まずはバトルアリーナの振り返りから。
・シード権について
個人的には年末に各大会優勝者が一堂に会する大会をやるのであれば、いらないかなと思っています。年間4連覇という前人未到の記録を達成して今年最強は俺だ、というのも見てみたくもありますが、それよりは年末に4人で戦う方が僕は見たいので今のシード権はなくすか、もうちょっと勝ち上がりにくくする必要があるのかなと思っています。

・ツヴァイランサー
大会で大暴れするの遅いよというのが正直な感想です。前々回はともかく前回大会で発生するべき案件だったなと思います。これで調整が入るかというと‥‥スルーかなぁ。入る可能性もあるが9弾環境まで泳がせていくと思っています。

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・大会のデッキ分布についてはまぁこんな感じでしょう。若干ツヴァイが少ないというのが気になる点、ALLでの大会という事で10%前後の使用率があると思ったのですが‥‥ビジョンの殿堂入りとか色々な要素でこうなったのでしょう。
またダイヤモンド・ブリザードが決勝Tに進出していることは、ALLであることを考えると”ああ、またいるんだ、やっぱりな”って感じでした。リソース補充量の上振れ値は圧倒的ですからね、噛み合えば上に行けると思っていたので決勝Tにいる事には驚きませんでした。
で、これでまたカードの能力の調整が入るかというと1か月前に調整やって、EXパックで環境を変えてくるので余程の一強環境にならない限りないと思っています。

他、開発の方で今大会ダークホースだった黒緑速攻はテストプレイをしていたと発言がありましたが、僕は意外でもなんでもなかったです。TCG版でも黒緑速攻って細く長く環境に残っていたのでこのデッキタイプはテストプレイはされて当たり前だと思っています。今後も強化カードが実装されるデッキタイプなので今からテストプレイをするというのは意外でも何でもありません。レオパルド・ホーンを入れるまで行くと怪しいですが、強さに関しては開発側の想定内だと思っています。個人的にはボルバルやダイヤモンド・ブリザード、ツヴァイ、アガピトス、5C天門はテストプレイしていたのか、そもテストプレイは同だったのかについていつか触れてほしいなぁと思っています。


 さて、此処からはEXパックのカードリスト公開という事でカード紹介EXターンという事で不遇好きが個人的に気になったカードをピックアップしていきます。と、その前に‥‥今弾まさかの赤のSR不在となりました。あるだろう、あるだろうと言い続けてしまい大変申し訳ありません。赤のSRは候補‥‥というか人気のスターカードがめちゃくちゃ多いのでないというのは後が苦しくなるのですが‥‥

 まずは全体的な感想はから。8弾EXパック全体を見渡すととびぬけて弱いカードがいないなぁと感じました、一目見て弱いなぁと感じたのはル・ギラ・レシールぐらいですかね、何でこいつは事前発表されたのやら‥‥それ以外のカードは何かしらのデッキの強化パーツになったりメタになったり(環境最前線にいるかは別問題)で50種再録有りも含めて少数精鋭、厳選されたカードたちって印象を受けました。

 カードの能力的な事から見るとコスト指定の除去カードがいくつか実装されてきます。これまでの火力除去はいずれもパワー指定だったのですが今弾からコスト指定が追加されます。コスト参照の除去はインフレに飲まれにくいので長く見かけるカードがいくつかありそうです。
という事で簡単に個人的な視点でカード選んで見ていきます。

・竜脈のダンジェン
 ティラノドレイクのリソース確保カードとして強い。ただ墓地肥やしがティラノだと竜音のゼクスのみ、デュエプレ研究所のドルザバード紹介のデッキにも入っていたボーン踊り・チャージャー(スーパーデッキで再録済みのためNEWでも使える)と合わせるのが鉄板か(新規の墓地肥やしカードが欲しかった)、ちょうどコストも3→5でつながるので。このカードによってフレア・フュージョンの使い勝手もアップ、ティラノデッキの生命線となりそう。

・三途万力
 速効メタになりそうだなと感じる反面、トリガーなし、5コスかぁ‥‥と感じる1枚。理由は現状のデュエプレで強い3コスチャージャーがまだ未実装な事。なので後々強くなりそうだが今は微妙…と言っておいて実際は強いなんてことはザラにあるので、評価がブレる1枚。
とりあえず味方も巻き込むので除去コンでポワワンやバジルを巻き込んで速攻・ビート系への対策、単色という点で贈り物や裁きと差別化して使われるのかなぁと思っています。

・緑神龍バルガザルムス
 デルフィン紹介時のデッキに入っていたから”おっ”と感じた1枚。理由はデッキに入っていたので能力がバルガザルムスが出た時も発動する強化を期待していたから。Cipなら手札補充兼マナ加速による5→7で色々出来る良カードだったのだが‥‥TCG版から変化なし。単純なCipで表向きにしたドラゴンを手札かマナどちらに送るか選べたら強かった。TCG版より軽量ドラゴンは増えているので能力発動は簡単になったが、多分コイツは使われないと思っている。

・お清めトラップ
コンクリオンに続く墓地肥やしメタ。TCG版同様墓地肥やしメタ兼初動のマナ加速枠として使われことに期待。

・封魔アガシオン
 能力がハルカスの同型再販になる事を期待していたが、まさかのベタ移植。とはいえフォルカロルで墓地にドデビルをセットできるので条件を満たすのは簡単、アルフェラスが場にいれば2ドローもできるのでドデビルデッキ専用のキャントリカードであることはTCG版から変わらず活躍することを期待。

・守護と偶発の象徴
 TCG版は1枚しかブロッカーを手札に加えられなかった産廃カードがデュエプレでは全てに強化(適正化されたともいう)。現状の5C天門はそこまでブロッカーが多くないので使われないだろう。が、今後TCG版で主流の白青型の天門が強化されてくるなら話は別。白青型はデッキのクリーチャーの多くをブロッカーで固めるので強化されたコイツなら2,3枚は手札に加えられる。という事でこのカードは今後に期待、その時はアクアンと競合することになるが呪文とクリーチャー、引き込むカードの種類で差別化できる。

・マインド・リセット
 デュエプレではピーピングハンデスは手札の最大コスト参照のハンデスにするという方針のようです。クリーチャーが強くなったデュエプレだが除去カードはまだまだ呪文が主体な上に天門という展開カードが環境にいるので使いどころはある。相手の手札に呪文がなくてハンデスできないリスクもあるがマッドネスを確実に回避できるのでコントロールデッキでは使われる可能性はありそう。

・霊騎ジャムシール
 PVで姿が公開されたが事前発表されなかった悲しい奴。能力はTCG版から変化なし。とりあえずエル・カイオウ→コイツならうまくタップキルできるが、果たしてこの動きが今のデュエプレでは通用するのか‥‥僕は実際に使ってみないと分からない評価。

・居合のアラゴナイト
 アガピトスで発射するSAの候補、攻撃時はフンヌーよりパワーが高く、攻撃力を求めるならこちらを採用しそう。後はフンヌーがスタン落ち後のNEWだと(今のところ)コイツ一択なので代替カードとして使われそう。

・惨劇のアイオライト
 バニラだから弱そう‥‥という訳でもなく黒赤青のジャックヴァルディデッキではコイツ一枚で色基盤と進化種になる強カード。ポワワンや強化されたバジルとヴァルディの種候補として枠を争う事になる1枚。その時のアイオライトの強みはバニラ故のパワー、黒赤青のクリーチャーはパワーが低いカードが多いので軽量高パワーなアイオライトにも十分居場所がある。

・エマタイ、ゴンタ、メルニア、クリムゾン・チャージャー
今回の再録枠はこの4枚。
 エマタイはアガシオンの能力発動と相性がいいがクリーチャーの枚数を削ることになるのでフォルカロルの5枚目以降。ティラノはゼクス、ボーン踊りで何とかなりそうなので青を入れる価値が減ったのでTCG版よりは重要度が下がった。ただ今後も墓地を活用するデッキタイプは生まれてくるので青を使う必要があるならエマタイは必須カードに近いので今後に期待。
 ゴンタ、メルニアは色が合う速攻、ビート系デッキは今後も強化されていくので再録されてうれしい2枚。赤緑速攻やヴァルディビートなどで今と変わらない活躍に期待。
 クリムゾン・チャージャーは新規の三途万力が5コスでマナカーブが合わないのが難点か?とはいえ裁きに繋がる除去チャージャーなので開拓が進めば使われる可能性はある。今後の除去コン復権する可能性はあるので再録されて損はない。また似たカードにラセン・チャージャーが実装されるが文明や除去範囲で差別化できる。現状除去コンならラゼンとクリムゾンならクリムンかなぁ、青単とかラセンじゃないと駄目って場合以外はこっちの方がいいのでは?と思っている(外れたらゴメンネ)

個人的に気になったのはこの辺。EXパックは通常弾の補完という事で既存の各種デッキ強化用のカードが多く、強化されたセラフィムやティラノが活躍することに期待。その中で異彩を放つのがジャック・ヴァルディ。ヴァルディビートとしてTCG版では一定に活躍したデッキがデュエプレでも当時を思わせる活躍をすることに僕は期待しています。
以上、大会振り返りと、新弾カード紹介EXターンでした。今後も不定期で考察などをしていくのでTwitterからもチェックできるのでよろしければフォロー、いいね、リツイートをよろしくお願いします。