8月16日新弾カード紹介

昨日のバルガライザーは連ドラを環境入りレベルに押し上げるかというと、結構怪しいです。過去TCG版で連ドラが環境に入ったのはE2~E3の連ドラというよりミラミスホーガン、キューブ連ドラ、DS期以降のモルト「王」とモルトNEXTの準赤単、2020年夏のドラグナーと連ドラ以外に強いギミックを備えて初めて環境入りしました。という事なので連ドラギミック一本ではコストの重さもあり楽しいデッキ止まりになる可能性が高いです。


今日は発表順での紹介ではなくカテゴリ別にまとめて紹介します。まずは青のサムライ2枚から。







1枚目の”アクア・ツバメガエシ”はTCG版では最軽量の侍流ジェネレート獣です。4マナという事で最強クロスギアバジュラズ・ソウルとの相性が良いなどのシナジーを持っているので、デュエプレでも何かしら相性が良いカードは出そうです。他アクア・ツバメガエシに関してはいう事が無いんですよねぇ‥‥最軽量の侍流ジェネレートクリーチャーで(今のところ)クロスコストが軽くなったデュエプレクロスギアと相性が良くなって使いやすくなったと言うしかないです。

一方の”歌舞機ロイド・ゴエモン”には言いたいことがたくさんあります。TCG版からは自身とクロスギアもドローのカウントに入ると強化はされています。サムライのドロー能力を考えると侍流ジェネレートでドローを増やすより、引いてから侍流ジェネレートの方が使いやすそうなので。
はい、強そうな要素はここまで、あとは不遇好きの愚痴感想タイム。まずはなぜコスト6なのか?という疑問です。能力が詰め込まれているとはいえ5コスになぜ収めないのか、同じメカオーのガトリンガーにコストでけているのはどうにかならんもんか。6マナって言ったらガルベリアスGOしてWBが出てくるターンに悠長にドローなんてする暇ないんですよ。
能力詰め込んだから6マナですと言われてもビートダウンしかできないサムライに攻撃できないブロッカーって必要ですか?僕はいらないと思います。しかもガトリンガーよりパワーが低い2000。除去されやすさMAXの低パワーによって、6マナ以上優位の法則が微塵も感じられずガトリンガーからコストが1増えた分パワーも上げたから妥協してね、という擁護点すらないのはいかがなものか。
そして紹介のやりかた、アクア・ツバメガエシと紹介するなら5コスでええやん。何でTCG版と同じ6コスにこだわるの?ザンゲキ・マッハアーマーを侍流ジェネレートで出さないとガトリンガーと同速で着地出来ないって、7弾から10弾へのインフレは?を感じさせてくれます。5マナならマッハ・アーマー以外のクロスギアの択があり、ピラミリオンの踏み倒し→ガトリンガーに近い事が出来て面白そうになるのですが、それもなし。トドメにガトリンガーUC、コイツRと入手何度でもガトリンガーに完敗と何をどうしたらこんな調整にしたのか聞いてみたいところです。
という事なので10弾実装を前後してガトリンガーの修正が来る可能性が出てきました。まぁ候補にはなっていたのでいまさら感があります。期待していたサムライのドローソースは強化こそされど、強化が足りないという結果になりそうです。

サムライ軍はご覧の通りTCG版での課題をクリアしているのか分からない一方でナイトチームは着実に来るべきカードたちを出してきています。






まずは”天雷の導師アヴァラルド公”TCG版元殿堂カードです。調整されるかなと思っていましたが、呪文の回収が強制になった以外に変更点はなく、ほぼベタ移植になりました。
という事で強いです。TCG版では登場当初は強いという評価で収まっていましたが、超次元の登場によってデッキ内の呪文比率を上げられるようになると3コス3ドロー獣として莫大なアドを稼いだ結果殿堂入りしました。当時はタッチ→コイツでドローによってハンド差がすごい事になりました。
そして長い事殿堂入りしていましたが、インフレの結果、3コストでドローするだけのクリーチャーはそこまで強くないだろうという事で殿堂解除されました。解除後も暴れることはなく一部のデッキで採用される程度に収まりました。
という経緯なのでデュエプレでも10弾環境ではそこまで見るカードになるかは怪しいです。TCG版以上にクリーチャーが強いので3T目にアヴァラルド公でドローという動きを強くする構築が強いのかは未知数です。とはいえポテンシャルは秘めているのでTCG版同様超次元の登場とともに暴れないかが不安になります。TCG版とほぼ同じスペックはこの先において問題ないんだな?と運営に念を押すカードです。

もう一枚の”魔光王機デ・バウラ伯”はTCG版で登場した時からナイトデッキ以外にも引っ張りだこの超優良カードでした。墓地から呪文を回収する能力によってグッドスタッフカードとしてボルコンなど数多のコントロールに採用されました。更にブロッカーを持っているという事で当時の天門デッキにも採用候補になるなど非常に便利なカードとして使われていました。
特にデ・バウラ伯に関していう事はありません、探索化して狙った呪文を回収しにくくなりましたがデュエプレでもTCG版同様各種コントロールデッキに採用されるでしょう。
怖いのはゲキでリアニメイトできることですが、それはゲキが強すぎるだけです。やっぱりゲキメツは駄目なんじゃねーかなぁ‥‥


本日最後の目玉枠は”天雷の龍聖ロレンツォⅣ世”でした。



TCG版からはコスト-1とパワー-1000によって小型しました。一方で能力は強化され、ドラゴンにもブロッカーとアンタッチャブルを付与できるようになりました。こいつが2体並べばロレンツォ本体もブロッカーとアンタッチャブルにできますが流石に2体並べるはオーバーキルでしょう。という事なのでセブンスやアムシオンと同じで自身に能力が及ばないため除去に狙われて即時に退場してまう短所は同様です。そしてそのアムシオンやセブンスが使われなかったに加えて、TCG版でも目立って使われていないという不安要素があります。

ナイトのフィニッシャーをコイツにするのかは他を見てみないと分かりません。また赤をタッチで入れてゲキメツを入れてロレンツォでアンタッチャブルにすれば最強なのですが枠があるのかどうかという問題と、ゲキメツだけでいんじゃね?というオチが付いてしまうという可能性も高いです。
10弾は単色オンリーな弾になりそうなのでブラッディ・シャドウがこなさそうなのでブロッカーを付与することは悪くはないですが、他の大型ナイトのスペック次第では採用されない可能性があります。
ドラゴンデッキへの採用も似た感じになりそうです。連ドラで捲れたら強い事には強いのですが、SAで殴ることを第一に考える連ドラとはブロッカー付与は相性が悪いです。こういう時にためにはコイツ自身もブロッカーになるようになった方が連ドラ的には有難いです。他のドラゴン系デッキでも採用候補にはなりそうですが候補止まりか、入っても2枚で万が一の防御札止まりになりそうです。
ラル・アブゾーバーとはコストの流れが綺麗でコンボにはなるのですが、じゃあそのコンボを採用してもどうやって勝つのかの部分においてはあまり強くないため、結局どちらかが抜けるという可能性が高そうなんだよなぁ‥‥
果たしてロレンツォⅣ世はどう活躍するのは実装後を見てみないと分からないです。



今日のカード紹介では辛口な評価をしたカード2枚がありますが、これは実装予想の段階で不遇好きが想定していた戦国編をデュエプレに実装するにあたっての課題をクリアしているか怪しいため辛口になっています。まぁナイトのフィニッシャーという課題に関してはゲキメツが強すぎるのでどうにもならないというのもあります。一方でサムライは普通に課題をクリアしてくれ…と頭を抱えます。サムライはビートしかできないんだから攻撃できないブロッカーは入れたくない、ガトリンガーが5コスなんだからそれに倣えという簡単な事が出来ていないから評価が厳しいです。この辺の他の課題も含めてクリアしているかどうかで今後のカード紹介の評価も変わってきます。
以上今日の新弾カード紹介でした。頑張って毎日新弾のカード紹介をしていきます。Twitterからもチェックできるのでよろしければフォロー、いいね、リツイートをよろしくお願いします。